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公開日:2022年9月30日 更新日:2022年9月30日

10年ぶりの被害想定の見直しを受けて

 東京都は平成24年の東京湾北部地震の被害想定に続き、10年ぶりに新たな都心南部直下地震の被害想定を発表しました。結果、足立区は全壊棟数、死者数、負傷者数ともに23区最多に。区もこの10年手をこまねいていた訳ではありませんが、軟弱地盤が原因で、揺れの大きい地域が区内全域に広がったことが主な原因です。

 現在開催中の区議会定例会には、足立区防災減災対策整備基金を18億円積み増しする議案を提出し、来年度から、本格的なテコ入れを図っていきます。

 それに先駆けて、10月1日から新たな強化策を実施します。

 一つは家具転倒防止器具や窓ガラス飛散防止フィルム等の取り付け助成対象の拡大です。上限は合わせて5万円で、対象は60歳以上の方や各種障害者手帳の所持者を含む家庭などに限定していましたが、全世帯へ広げます。

 また、これまで耐震改修工事助成は、区が指定した幅員4m未満の道路に面し、道路中心線から2m以内に建物が突出している場合、突出部分を除却しないと対象となりませんでした。しかし、高齢の方からは「借り入れが難しい」「住み慣れた家で生活したい」等のご希望があり、65歳以上の方のみの世帯の場合には、除却しない場合でも助成の対象とします。

 これまで様々なハードルにより、工事に至らなかった方々はこの機会にぜひ、ご相談ください。

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