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公開日:2022年6月1日 更新日:2022年6月1日

足立区 タコ滑り台なぜ多い?

 という新聞記事を読みました。区内には現在11体のタコさんと1体のイカさん滑り台があります。足立区が全国第1号説(諸説あるようです)も。区内で初めて設置されたのは「新西新井公園」。1965年のことです。記事によると生みの親は、多摩美術大学の名誉教授で彫刻家の工藤健さんだそうです。

 工藤さんは彫刻を学んだ後、公園遊具などを製作する会社に就職。足立区から滑り台のデザインの依頼を受け、ぐにゃぐにゃとした曲線を使い、滑る部分がいくつもある自信作を持ち込んだところ、当時の区の担当者から「何が何だかわからない。頭をつけてタコにしろ」と注文がついたそう。「自慢のデザインを否定されたことにショックを受けた」という工藤さんですが、この一言が無かったら、タコさん滑り台は存在していなかったかもしれませんね。

 区では2018年にタコさんの塗装デザイン案を募集し、現在、3つのタコさんがアイデアにそって生まれ変わっています。

 「イカ」が登場した経緯は不明ですが、区内に2体目がないところを見ると、遊具の世界ではイカよりタコ人気が勝ったということでしょうか。

 タコさん滑り台はどれも個性的で、まったく一緒のものはありません。区ホームページのタコさんMAPでお気に入りのタコさんを見つけて、お出かけください。

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