「洪水・内水・高潮ハザードマップ」の全戸配布が始まります

　5月16日から郵便局の配達員による、区内約35万世帯・事業所への配布がスタート。終了は6月中旬ごろの予定です。

　「内水」とは下水道管の排水能力を超えた雨水が窪地などにたまることで浸水する現象。区内では概ね下水道管が整備されていますが、これに加え窪地など雨水がたまった場所の浸水対策として、地下に雨水貯留施設を設けています。

　「高潮」とは台風や発達した低気圧が通過する際、海水面（潮位）が大きく上昇する現象です。昭和34年の伊勢湾台風の時は、この高潮被害が特に甚大でした。台風は反時計回りに強い風が吹き込むため、台風が東京の西側を通過する時に高潮の影響が大きくなる傾向があり、注意が必要です。
　
　防災無線が聞き取れなかった時の問い合わせ番号などを掲載した、防災マグネットシートを同封しています。暴風雨時は無線が聞き取れず、問い合わせの電話が区役所に殺到しますが、このような時は是非とも「防災無線テレホン案内」のご利用をお願いします。届いたらすぐに冷蔵庫等に貼ってご活用ください。