全国広報コンクールで入選

　令和3年度の東京都広報コンクールで、「一枚写真部門」「組み写真部門」「映像部門」の3部門で最優秀を受賞した足立区。その後駒を進めた全国広報コンクールでは映像部門で「Deaf デフ　-手話という言の葉-」が入選（第3位）を果たし、合わせて読売新聞社賞も受賞という栄に浴しました。
　映像部門での全国入賞は初めて。東京都を経由せず全国に進む広報企画部門でも、同じく映像関係の「第10回あだちワンダフルＣＭグランプリ」が入選しました。両作品は関連リンクからご確認ください。

　都内でいち早くシティプロモーション課を立ち上げ、「伝える」ではなく「伝わる」情報発信に注力してきましたが、道は険しいことを痛感する毎日です。今回の映像関係での受賞は、もちろん嬉しいことですが、紙媒体である「広報紙」の影響力はいまだ絶大であることは、世論調査を見ても明らかです。

　郵便受けに入ったまま、雨ざらしになっている広報紙を見かけることがあります。ご自分には関係も興味もない情報が多いと思われるかもしれませんが、役所の広報媒体としてあらゆる世代や環境の方を対象としているため、致し方ない面もあります。とはいえ、月に一度の見開き面を使った特集記事は、限られたスペースでも読み物として楽しんでいただけるものをと、担当者と検討を重ねています。

　今後も広報紙はもちろん、ポスター、チラシの一枚にも、「伝わるように」と心を込めて作成していきます。