スペシャルクライフコートを整備します

　足立区では2017年からオランダオリンピック委員会・スポーツ連合（NOC*NSF）と覚書を結び、「Game　Changer　プロジェクト～パラスポーツで社会を変える～」と題した連携事業を展開してきました。

　オランダからもパラアスリート等が5回来日し、子どもたちとの交流や、スポーツ関係者への講演会や体験会が行われました。現在は区内6ブロックで「地域スポーツミーティング」が立ち上がり、障がい者スポーツ普及の取り組みについて検討を進めています。

　連携事業のご縁で、かつてのオランダプロサッカーのスーパースター、ヨハン・クライフ選手が立ち上げたクライフ財団から費用の一部を補助いただき、東保木間の総合スポーツセンターに、国内初となる「スペシャルクライフコート」の誘致が決定しました。主に障がいのある方優先の多目的広場で、広さは30ｍ×20ｍ、ゴムチップ舗装で、車いすでの使用が可能です。完成は令和2年10月末を予定しています。その後、障がい者用のトイレや段差解消などの周辺整備も行います。

　クライフ氏は「空飛ぶオランダ人」として一世を風びした、1960年から70年代を代表するサッカー選手の一人ですが、意外にその名を知らない若い人が多いので驚きました。テレビのインタビューに答えていた彼の娘さんが、クライフと瓜二つ（ヘアスタイルや声までそっくり）なのにも驚きましたけど。