ホーム > 文化・スポーツ > 足立区立郷土博物館トップページ > 展示|足立区立郷土博物館 > 協働グループ展「あだちの拓本」(3月23日から6月5日まで)|足立区立郷土博物館
ここから本文です。
公開日:2022年3月20日 更新日:2025年12月5日

会期 2022(令和4)年3月23日から6月5日
拓本は、石碑などの上に和紙をあてて墨を打ち、その文字や模様などを写しとったものです。
古くは七世紀の中国・唐の時代の拓本が遺されています。ヨーロッパでも、Rubbingと言いチョークを使って教会の記念碑や石棺のレリーフを写すことが行われており、世界各地で人気がありました。
あだち拓本研究会は、区内の社寺にある文化財を中心に採択を通して、その記録の保存と研究を行ってきた博物館の協働グループです。歴史を刻んだ石碑は、永く保存されると思われますが、長く風雨にさらされ剥落や痛みが進む場合があります。拓本は、そこに刻まれた文字や形などをそのまま記録できること、また、石碑本来の書体や文章、絵などの風味を鑑賞できる作品としても重んじられています。
本展では、あだち拓本研究会が採録した区内外の江戸文化の石碑の拓本をご観覧いただきました。
※石碑や墓の多くは、文化財保護の観点から現在は拓本を採ること(採択)が禁止されています。
※出展作品は資料保存、その他の理由により変更することがございます。ご了承ください。
お問い合わせ : 足立区立郷土博物館
お問い合わせ