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公開日:2019年10月29日 更新日:2021年9月24日
本展覧会は2019年5月6日をもって終了いたしました。
戦国時代、足立区域は武蔵国(現:東京・埼玉など)足立郡に属し、有力武将の支配領域の境界に位置していた。
宮城氏・舎人氏は足立郡のほぼ全域を支配していた岩付太田氏に家臣として仕え、武蔵千葉氏は相模国(現:神奈川)の大名・北条氏に従っていた。
付近では度々合戦が繰り広げられ、足立の武将たちは「どの勢力に味方するか」という一族の存続をかけた選択を迫られた。
特に、岩付太田氏は北条氏の勢力拡大に従属・離反を繰り返し、家臣たちはその動向に翻弄された。
今回の展示では、足立区に存在した三氏の成立過程や城館、足立区とその周辺で起こった合戦と三氏の選択、そして天正十八年(1590年)に北条氏が滅んだ後の動向などを通じて、彼らの選択がどのような結果をもたらしたのか、古文書を読み解きながら、戦国時代の足立区の様子を紹介します。
本田家文書(本田遊亀子氏所蔵、当館寄託)
2019年3月19日(火曜日)から2019年5月6日(月曜日・祝日)まで
4月8日(月曜日)、4月15日(月曜日)、4月22日(月曜日)
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本展覧会の登場人物を、イラストレーター「deco」さんのイラストイメージと合わせてご紹介します。
小田原合戦時に岩付城に籠城し、豊臣秀吉を相手に善戦。
奉行人を務めるなど、行政にも精通していました。
「第二次国府台合戦の際、主君(太田資正)の首が取られる寸前で、敵を蹴散らし窮地を救った」と伝わる勇ましい武将です。
武士でありながら、京都に住む和歌の名手・三条西実隆から和歌の添削を受けていたほどの文化人です。
「義」を重んじ、数々の救援要請に応えた誠実な武将。
「毘沙門天の生まれ変わり」と称された戦いの天才で、武田信玄や織田信長らと合戦を繰り広げました。
名将として名を轟かせた三代目当主。合戦時に顔に負った「氏康傷」と呼ばれる二つの切り傷が特徴です。
外交を得意としたほか、伝令の際、敵に悟られないように犬を使ったといわれる策略家です。
当展覧会を特集したあだち広報2019年3月10日号が、2020年全国広報コンクールに入選しました。
企画展示図録「戦国足立の三国志―宮城氏・舎人氏・武蔵千葉氏―」につきまして、記載の誤りがございました。
お詫びして訂正いたします。
詳しい内容は下のリンクにて正誤表をご確認ください。
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