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公開日:2025年8月18日 更新日:2025年8月18日
足立区が令和5年10月から令和7年3月に行ったAIシステムを利用した食品ロス削減実証事業では、ベーカリーなどの作り置きをする小売業においては、食品ロス削減効果が期待できることがわかりました。
AIシステムの導入費用は、区の補助金交付対象となる場合があります。この機会に導入してみませんか?
区の補助金について詳しくは→IT・IoT導入補助金
1 一定量の作り置きや仕込みが必要で、売れ残りが食品ロスとなる業態
(パン屋、ケーキ屋、惣菜屋など)
2 食品ロスに悩んでいる
3 AIシステムの導入に抵抗がない
4 日々の売上や在庫をある程度記録・分析している
(実証事業では6か月程度の売上データ入力により、予測精度が向上)
5 一定以上の来店客数や売上を維持しており、来店客数が日ごとに変動する
(実証事業では1日の平均来店客数が90人以上の場合、予測精度が安定)
6 AIシステム活用による店舗運営の変更や従業員への研修を行える
実証実験では、ベーカリーにおいて売上データの入力継続によりAIが学習し予測精度が向上した結果、来店客数予測一致率は90%以上を維持していました。
食品ロス廃棄量においては、もともと食品ロス削減を意識して運営していたため、削減幅が小さかったものの、事業開始当初と比較し、4.4%の減少がみられました。
(1)来店客数予測一致率の推移
(2)食品ロス廃棄量の比較
※ 令和7年3月の食品ロス廃棄量は、実証事業が同月15日までのため、実績値(83.8キロ)を2倍にした数値で算出。
システム |
ツール |
価格(税抜き) |
|||
来店客数予測 |
販売数予測 |
コンサル対応 |
初期費用 |
月額費用 |
|
A |
◎ |
○ |
○ |
30万円から |
29,600円 |
B |
○ 一日毎の予測 |
× |
× |
3,000円 |
7,900円 |
C |
○ 一日毎の予測 |
○ |
○ |
不要 |
9,800円 から 49,800円 |
※ AIシステムの詳細については、「食品ロス削減 来店客数予測」などで検索のうえ、ご確認ください。
※ 区が効果を保証するものではありません。契約にあたっては貴事業者の責任でご契約ください。
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