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公開日:2010年4月26日 更新日:2024年9月18日

学校給食

小・中学校の給食調理は、各学校の給食調理施設を使用して調理する自校調理式で、平成12年度から全校民間業者委託されています。

各学校に栄養士が配置され、安全で衛生的なおいしい給食を提供するために、調理指導、衛生指導、給食指導および食育を行っています。

平成20年に学校給食法が一部改正され、生涯にわたる健康づくりのために児童・生徒への食育の充実がさらに求められました。学校教育における児童・生徒の基本的生活習慣の形成や、社会性を身につける人間関係の育成、生活指導、食のあり方など教育活動として各学校でさまざまな取り組みが行われています。

 

学校給食の指導方法

1 学校給食指導の役割

成長期にある児童・生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスのとれた食事の提供、健康の増進、体位の向上を図るとともに、好ましい人間関係の育成、地域の食文化の継承など、高い教育効果が期待できます。また、食に関する指導を効果的に進める教材として、望ましい食習慣と実践力を身につけることも担っています。

2 学校給食活動

担任や教科、養護教諭などの教職員と専門性を有する栄養士で給食関係の校内運営組織を作り、年間の給食内容や行事を計画しながら給食活動を行っています。日々の給食は児童・生徒に校内放送などで紹介し、保護者へは給食だよりでレシピ紹介などをしています。また、各学校でバイキング、セレクト、試食会など、特色のある内容や家庭、地域との交流をもった給食活動にも取り組んでいます。

3 給食担当教員などの研究組織

教育研究会食育部で給食に関する研究を行っています。給食担当教員は、児童・生徒に対する給食指導を中心に、栄養士は食育の授業研究と健康づくりのための調査研究などを進めています。

4 栄養士・調理業務受託者対象講習会の実施

栄養士および調理業務受託者を対象に、衛生管理や食物アレルギー等の知識向上のため、講習会を実施しています。

献立内容

献立は、旬の食材や地場産物を取り入れたり、行事食を実施して、季節感を出すような工夫をしています。また、天然だしにより素材の味を引き出し、化学調味料や冷凍食品を使わず、手作りで調理しています。

1 一回の可食量(主食・主菜・副菜等・牛乳)

小学校 中学年:700g程度(※エネルギー620kcal・食塩相当量2.0g未満)

    低学年=中学年×0.8倍、高学年=中学年×1.2倍

中学校 850g程度(※エネルギー790kcal・食塩相当量2.5g未満)

※エネルギーは暫定値

2 主食の割合(10日あたり)

米飯が6回、麺類が1回から2回、パンが2回から3回

食物アレルギー

足立区の小・中学校では、医師の診断をもとに原因食物の完全除去による食物アレルギーの対応をしております。また、除去食対応が困難な場合は、家庭からの完全弁当・一部弁当の持参をお願いしています。

なお、学務課にも栄養士がおりますので、相談をお受けしたり、必要な場合は学校と連携して対応しています。

安全・衛生管理

衛生管理については、学校給食法第9条第1項「学校給食衛生管理基準」や文部科学省の指導に基づき点検項目を定め、調理業務受託者、学校、教育委員会が確認を行っています。

 

学校給食費について(リンク)

 

 

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