ホーム > 子育て・教育 > 教育についての取り組み > 学校の適正配置 > 統合・通学区域変更実施校 > 【竹の塚中学校・渕江中学校】竹の塚地区個別計画(案)第1版策定
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公開日:2025年12月8日 更新日:2025年12月8日
令和7年10月策定の足立区立小・中学校適正規模・適正配置ガイドラインの取り組むエリアである竹の塚地区について、令和7年11月に竹の塚地区個別計画(案)第1版を策定しました。
竹の塚中学校は、平成29年度から令和7年度までの9年間で、生徒数は223人から128人へ、約42.6%減少し、合計学級数も7学級を超えず、11学級以下の小規模の状況が続いています。
学区域内の1歳から11歳までの年少人口の全員が仮に竹の塚中学校に就学し、1学年35人学級で算定したとしても、各年齢で3学級以下となる見込みで、今後も小規模状態が続くと予測しています。
渕江中学校は、平成29年度から令和7年度までの9年間で、生徒数は637人から490人へ、約23.1%減少しています。一方で、合計学級数は12学級以上を維持しており、適正規模(12から24学級)の状況が続いています。
学区域内の1歳から11歳までの年少人口の全員が仮に渕江中学校に就学し、1学年35人学級で算定したとしても、4歳以下で3学級となる見込みで、将来的には小規模傾向になると予測しています。
※ 合計学級数とは各年度の1年生から3年生の学級数を合計した数です。
渕江中学校の校舎は昭和37年建設で、築後60年を経過しています。
大規模改修済みの学校を除くと、区内中学校では最も古い校舎となるため、すみやかに施設更新を進める必要があります。
竹の塚中学校と渕江中学校の学区域内の1歳から11歳までの年少人口全員が学区域内の中学校に就学したと仮定し、1学年35人学級で算定した場合、統合後の3学年の合計学級数は17から21学級程度の適正規模で推移することが予測されます。
竹の塚中学校と渕江中学校を統合することにより、安定した学校規模を維持するとともに、学校生活をより充実させ、教育環境のさらなる向上を目指します。
※ 足立区では、1校あたり12から24学級を適正規模の基準としています。
◇統合校の年齢別人口数と合計学級数の推移◇ ※令和7年5月時点の学区域内年齢別人口を基に算出。

◇統合のイメージ◇

※ 「新しい校舎」へ引越し後、B中学校の校舎や校庭、体育館等については、近隣の小・中学校改築時の仮校舎等として活用することを検討します。
校舎の解体・改築工事における生徒や教員等に対する安全性の確保や、騒音・振動による学校運営への影響を総合的に判断し、A中学校の改築期間中は、B中学校を統合後の仮校舎として活用します。統合の際にB中学校の普通教室で不足が生じる場合は、必要に応じて教室の転用や増設などを行います。
竹の塚中学校と渕江中学校の統合を両校の開かれた学校づくり協議会においてご理解いただいた後、各校の「開かれた学校づくり協議会」の委員を中心とした「統合地域協議会」を設置して統合実現に向けた準備を進めていきます。
統合地域協議会において、統合校の校名や新しい校章・新しい校歌、各校の歴史や文化の継承、統合に向けた子どもたちの交流事業などを検討していきます。
◇統合地域協議会の構成イメージ◇

令和11年4月に統合し、令和15年4月に新校舎での学校生活の開始をめざします。なお、学校施設の機能などについては、学校関係者や地域の皆様から丁寧にご意見を伺いながら、解体工事や新校建設などに伴う様々な課題も着実に解決していきます。
◇今後の主なスケジュール(予定)◇

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