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公開日:2024年3月12日 更新日:2024年3月12日

【リーディングDXスクール】自ら手段を選び取る!足立入谷小学校6年生の実験

謎の水溶液 X を求めて

文部科学省に採択された「リーディングDXスクール事業(外部サイトへリンク)」の連携協力校としてICT活用の実践を進めている足立入谷小学校。授業公開では、水溶液の性質を探る理科の実験が行われました。

授業公開1

この単元では、これまで学んできた、食塩水・炭酸水・塩酸・アンモニア水の特徴を思い出しながら、水溶液Xが何かを探る方法を考えていきます。

授業公開3

今回は、Canvaというウェブアプリケーションを使って、水溶液Xの探り方をフローチャートにしました。フローチャートにすることで、水溶液の特徴に応じた実験方法が明確になっていきます。今回の授業では、「どう調べたらいいか」のアイディア出しの後、「金属が溶けるか」「リトマス試験紙でどんな反応が出るか」「蒸発後に何か残るものがあるか」の3つの実験の中から班毎にやりたい実験に挑戦しました。

これまでの学習についてはノート代わりに Google スライドで記録しているため、反応の仕方などをその都度確認しながら実験。実験結果は次の授業での考察につなげるべく、Canvaでのフローチャートにも記録しました。キャンバ

次の授業ではこの記録をもとに、他の班とも情報共有し、水溶液Xの探究を更に深めていきます。

足立入谷4

主体的・対話的で深い学びの実現に向けて

授業後には、今回の授業に至るまでのこれまでの学びに関する質問が出たり、「こうしたらよりよい授業になったのでは」という意見のやりとりが行われたりしました。

全体会では講師として来ていただいた福島大学の鳴川准教授にも、新しい時代の教育の在り方や、理科で育成を目指す資質・能力についての指導講評をいただきました。

全体会

アプリケーションの使用自体を目的にするのではなく、学習した知識・技能をいかに使うか。それを子どもたちが自ら選択していくことにより、子どもたちの資質能力が育まれ、学びが深まるというお話が印象的でした。

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