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公開日:2025年3月31日 更新日:2025年3月31日
全国学力・学習状況調査が端末を使った実施となることに備え、子どもたちが能力を存分に発揮するために、タイピング力定着の一助として区立小学校の子どもたちを対象に実施している「足立タイピングチャレンジ」。
キーボー島アドベンチャーというアプリケーションを使い、楽しみながらタイピングスキルをつけてもらえるよう、令和3年度から継続実施しています。
それぞれの子どもたちが「全国ランキングにちょうせん」というパートの中で都道府県名クイズや百人一首などをタイピングで回答し、回答スピードと正確によって全国ランキング30位へのランクインを目指します。
1級から30級までの検定の中で、区が学年ごとに設定した基準級合格をクラス全体で目指します。
学年すべてのクラスが達成した場合は学年賞、全学年で達成した場合は学校賞に認定されます。
各校で7月から1月まで取り組んでいただいた結果、個人賞は54人、学級賞は247学級が獲得しました。
学校賞も千寿常東小学校・西新井小学校・島根小学校の3校が獲得。島根小学校は2年連続となりました。
令和6年度は、区の基準級よりも高い級を学校として独自に基準級として設定し、チャレンジした学校も出てきました。
足立区のICTモデル校であり、文部科学省「リーディングDXスクール事業」の指定校でもある西新井小学校では、すべての学年で区の基準よりも高い目標設定をし、なんと全員が検定に合格!
これまでも、他の学校をリードする存在としての強い使命感のもと、タイピングスキルの向上にも毎年力を入れてきた西新井小学校。
令和6年度は、「足立タイピングチャレンジをとおして、各学年のタイピングスキルでより妥当なレベルはどこか明らかにしたい」との想いから、各学年の先生方がその学年でどのレベルまで求めたいかを話し合い、学年間で調整。
先生方全員での話し合いで目標設定したことにより、達成への思いが学校全体として高まりました。
各クラス・各フロアに掲示されていたチラシ・ポスターも、一体感を持って取り組めるように西新井小学校が独自でCanvaを使って作成したもの。
「ローマ字を習う3年生からは目標を高く設定し、タイピングスキルを強化しています」とは担当の先生の談。
締切間近に各学年の達成状況を知らせたり、子どもたち同士でフォローし合うよう促したり、先生がコツを教えたり。
学校全体でのきめ細やかな働きかけが、チャレンジ賞全学級達成という圧巻の結果を生みました。
各賞を獲得するとデジタル賞状が授与されます。
令和5年度から「個人賞」の子どもたちには認定バッジの授与も。
2年連続学校賞を獲得した島根小学校には、「個人賞」「学級賞」「学年賞」「学校賞」の4種類すべてのデジタル賞状を6人の子どもたちが揃えました。
今年度の賞状は、4種類をこのように並べると、真ん中に足立区のCIマークが出現!
2年生は千葉結衣花さん・原優太さん・武井瑛人さんの3人が受賞。計算問題のタイピングが人気で、取材の待機時間にも取り組む様子が見られました。
4年生の千葉瑛都さんは3年連続の個人賞獲得。今年は2年生の結衣花さんと兄妹揃っての受賞となりました。
6年生の梅田都煌弥さん・結城拓人さんも2年連続の個人賞。都道府県名クイズが人気でしたが、梅田さんは全ジャンルで全国30位に入ったとのこと。同級生からも尊敬のまなざしが注がれていました。
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2年生と4年生は来年度からクラスでチャレンジする基準が上がります。
6年生は中学校への入学となりますが、新年度のクラスでもクラスメイトをリードしていってくださいね!
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