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公開日:2025年3月24日 更新日:2025年3月24日
足立区では、教育の基盤としてICTを一層活用していくため、先生方を対象とした研修や子どもたちを対象とした企画を実施しています。
今回は、先生方の段階を踏んだICTの活用スキル向上を目的とした「ICT育成プログラム」で資格取得を支援している「Google for Education 認定教育者」の取得状況や、小学5年生を対象にジャンル別の問題正答を目指す「あだちICTマスター」の取得状況について、ご報告します。
足立区では、令和4年度から区内小・中学校の先生方を対象とした研修「ICT育成プログラム」において、「Google for Education 認定教育者」の資格取得を支援しています。
令和6年10月31日に開催された「Google for Education パートナー自治体サミット2024」では、全国の Google for Education パートナー自治体が集まる中、足立区のGoogle for Education 認定教育者資格の取得者数や地域全体での研修の取り組みによるICTの活用推進の実績が評価されました。
令和6年度の資格取得者の状況は以下のとおりです。
資格名 |
令和6年4月1日 現在の取得者数 |
令和6年度 新規取得者数 |
合計 |
---|---|---|---|
Google for Education 認定教育者レベル1 (基本機能の習得、授業で活用できるレベル) |
458人 | 110人 | 568人 |
Google for Education 認定教育者レベル2 (学校現場でリーダーシップを発揮できるレベル) |
54人 | 18人 | 72人 |
Google for Education 認定トレーナー (地域の中でリーダーシップを発揮できるレベル) |
0人 | 1人 | 1人 |
令和6年度から小学5年生を対象に全員参加で実施された「あだちICTマスター」。
学習活動等の中でスムーズにICT機器を活用していける子の育成を目指したチャレンジ企画で、「情報モラル」「アプリケーション」「AIドリル・プログラミング」の3部門からなる Googleフォーム で出される問題に解答し、3部門すべてで全問正解すると「あだちICTマスター」に認定されるという仕組みになっています。
端末を使う時の正しい姿勢や休憩のタイミング、パスワードの管理方法や著作権のことなどのルールやマナーについて問われます。
Google Classroom や Google Meet などのアプリケーションについて、使い方やルールが問われます。
AIドリルの利用できる教科や確認できる内容、プログラミングに関する知識が問われます。
各校で11月から2月まで取り組んでいただいた結果、どの部門からも1700人を超える合格者が生まれました。
情報モラルマスター | 1852人 |
アプリケーションマスター | 1834人 |
AIドリル・プログラミングマスター | 1746人 |
3部門すべてに合格した「あだちICTマスター」はなんと1567人。
足立区の区立小学校に通う5年生のうち、3割以上が「あだちICTマスター」に認定されました。
各部門に合格した子どもたちにはデジタル認定証が授与されています。
栄えある「あだちICTマスター」の子どもたちには、デジタル認定証のほか、端末の壁紙素材や端末に貼ることもできる認定シールの進呈も。
「あだちICTマスター」の認定シールは剥がすときに端末に跡の残らない素材にしているので、貸与している端末に貼っても大丈夫!
話を聞かせてもらった「あだちICTマスター」の二人は、まだ係などでしかプログラミングのアプリケーションを使っていないので、「AIドリル・プログラミングマスター」の質問が特に難しかったとのこと。
「6年生の授業でプログラミングのアプリケーションを使うのが楽しみ!」「友だちにもプログラミングのことを教えてあげたい!」と4月からの新学期にも意欲がみなぎっていました。
「Google for Education 認定教育者資格」を取得した先生方にも、「あだちICTマスター」となった子どもたちにも、これからも是非学んだ知識を広めていってもらえたら嬉しいです。
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