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公開日:2022年11月11日 更新日:2022年12月23日
1970年代、岩城工業株式会社(足立区梅田七丁目6-12)の売り上げは急激な円高の影響で3分の1に。現在は代表取締役の岩城和裕さんも、当時は新入社員。不慣れながら営業で全国に足を運びました。
「大変な思いをしたけど、それが今のお客様への対応に生きてるね」と話します。
「会社も人も“強み”がないと求められない」そう考える岩城さんは、金属線材の曲げ加工・製品製作など(写真参照)に着目し、少量多品種に対応できる会社作りを進めました。
それが功を奏し、今では多くのお客様から、既製品にない工夫を凝らした製品の依頼を受けています。
固い金属が次々と曲げられ、どれも寸分たがわぬ形で加工される様子はまさに職人技。一見よくあるステンレスラックでも、細部の作りにこだわりがあり、用途に合わせた形に加工されます。岩城工業ならではのものづくりに学生は驚いていました。
「これまでで一番難しかった仕事は」との問いに「ものづくりよりも人だね」と、社内の人間関係に悩まされた昔を振り返り、「思いが通じない社員が去っていくこともあったけど、今ではみんなと楽しく仕事をしてますよ」と笑顔でお答えいただきました。
人付き合いに悩む学生に岩城さんは「包み隠さず話すことが大事。本気でぶつかり合えた友人とは大学時代から今まで関係が続いてる」と、互いに支えあえる友人の大切さを学生に伝えました。
仕事と人間関係、これから社会に出る学生にはとても有益なお話でした!
岩城工業株式会社(足立区梅田七丁目6-12)
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