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公開日:2023年3月13日 更新日:2023年3月13日

ゲーム感覚でごみ拾い

ビューティフルパートナー 綾部 尚子(あやべ なおこ)さん&陽大(ひなた)くん

きっかけは”トング”

「ごみ拾いに行くときは、散歩行くよとか、公園行くよって誘いますね」。そう話すのは、4歳の長男陽大くんと親子で清掃活動を行っている綾部尚子さん。

 

親子で清掃活動を始めたきっかけは、陽大君が通う幼稚園の友達が、区のソロクリーン活動(※)に参加してもらった“マイトング”を持っていたこと。「ぼくもほしい!」。陽大くんの一言で綾部さん一家の清掃活動がスタートした。尚子さんは若い頃から、花火の翌日にごみ拾いをするなど行動派。元々「まちをキレイにしたい」という気持ちがあり、ごみ拾いが暮らしの中に根付いた。

トングを持つ陽大くん

※ 一人ひとりが自宅や勤務先などの身近な場所の周辺を清掃することでまちをキレイにする活動

楽しみながらまちをキレイに!

綾部さんの家庭では、ごみ拾いが散歩や遊びに行く際のアクティビティとして位置づけられている。陽大くんお気に入りの”マイトング”を持ち、公園などに向かう道すがら、親子でどちらが多くごみを拾えるか競争する。ピザの箱など“大物”を見つけた際は喜びが大きいそう。「せっかくやるなら楽しんでやりたいと思って」。陽大くんはゲーム感覚で、夢中になってごみを探す。ハロウィンの仮装やサンタクロースの格好をしながらごみ拾いを行うなど、楽しむ工夫も欠かさない。

 

まだ1歳半の次男爽大(そうた)君もいて、2人の子育てに奮闘しながら仕事もする綾部さん。「遊びがマンネリ化してきて」と話す。そんな日常の中でごみ拾いは、新しく見つけた「もう一つの選択肢」。同時に陽大くんにとっては大好きな「遊び」の一つとなっている。

ソロクリーン活動の様子

ソロクリーン活動の様子

ソロクリーン活動の様子

ソロクリーン活動の様子

広めたい。綾部さん流ごみ拾い

昨年4月に育児休業から復職し、仕事や子育て、家事に追われる毎日。ごみ拾いに割ける時間は減ってしまった。しかし、保育園の迎え、散歩、実家に行く道すがら、空いた時間に活動するスタンスは変わらない。「下の子が何でも口に入れちゃうので、子どもたちが寝たら掃除機をかけるようになって。家の中でも外でもキレイになってすっきりするのは好き。気分転換になります」。今はまだ参加できない次男爽大(そうた)くんがもう少し大きくなったら、兄弟で“ごみ拾い競争”をする日を楽しみにしている。

 

「家族だけでなく、お友達と集まってやったら”楽しい”と思うんです」。今後は楽しみながらやる綾部さん流のごみ拾いを広めていけたらなあ、と考えている。

ソロクリーン活動の様子

ソロクリーン活動の様子

紡がれていく“キレイ”への想い

「ポイ捨てするような大人にだけはなって欲しくないんです」。綾部さんは子どもたちについてこう話す。自分が住んでいるまちだから、自分一人の勝手な行動で汚すような人間になってほしくない。欲を言えば、自分の家の前にごみが落ちていたら拾う人に、そして自分と同じようにまちをキレイにしていってほしい、と願っている。

ソロクリーン活動の様子

綾部さんは足立区生まれ足立区育ち。一度区外で暮らしていたが、「やはり足立区がいい」と半年ほどで戻ってきた。近所の人が話しかけてきてくれたり、公園や土手など散歩のスポットが豊富だったりするところがお気に入り。足立区が大好きだ。

 

大好きな自分のまちをキレイにしたい。親から子へ。ゲーム感覚のごみ拾いを通して、きっとこの想いは紡がれていくことだろう。

ソロクリーン活動の様子

DATA

足立区地域のちから推進部地域調整課美化推進係
TEL:03-3880-5856

 

 

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