創業者経営力アップ支援事業採択者　取材記事「カランガ・ランゲージアカデミー合同会社」

令和6年度創業者経営力アップ支援事業に採択された英会話教室「カランガ・ランゲージアカデミー合同会社（外部サイトへリンク）（千住一丁目）」を取材しました。

創業者経営力アップ支援事業については、こちらをご覧ください。

英会話教室を始めたきっかけ

高校生の時に短期留学で初めて海外を経験しました。その時の引率の先生が素晴らしい方で、同じように子ども達の留学をサポートする仕事をしたいなと思っていました。高校卒業後にアメリカの語学学校に入学し、現地の短大で旅行学を勉強して、旅行会社にも勤め約10年間をアメリカで過ごしました。

日本に帰国して約15年が経った頃、英語を話す機会が減って英語力の低下を感じ始めていました。もっと上達させたいと思って、英会話教室やオンラインレッスンを何度か試したのですが、レッスンの質が思うようなものではありませんでした。オンラインレッスンは便利ですが、対面とは違って空気感や表情を感じにくくて。その経験から、自分が納得できて、通いたいと思えるような英会話教室を作りたかったんです。

カフェのような雰囲気

カフェや大学のラウンジのような、気軽に人が行き交ってコミュニケーションができる場を作りたいと思っていたので、机と椅子があるだけの一般的な英会話教室にはしたくありませんでした。雰囲気を出すためにソファやテーブルにもこだわっています。ソファなどでは生徒さんがレッスン前後に講師とお喋りする場として使えますし、自己学習でも使えるようにしています。

教室内

上達を実感できるレッスン

講師が一人ひとりのレベルを把握して、そのペースに合わせた授業や宿題を出して、密にサポートできる環境を整えています。また、例えば「TOEICで何点取りたい」「ビジネスでこれくらいのレベルの会議に参加できるようになりたい」など具体的に目標を挙げてもらい、それを達成できるようなレッスンを組み立てます。生徒さん自身が上達を実感できることで、モチベーションの維持に繋げてもらいます。

授業風景

子ども向けの教室を新たに開講

令和6年11月からは「せんつく2（千住宮元町）」で幼児や小・中学生に特化した教室を開講します。今まではカフェなどでイベントという形で開講していましたが、今後は曜日を固定した講座として始めます。幼児には、小学校入学に向けてアルファベットを読めるようにベースをしっかり作り、小学生には、基礎をしっかり固めて、中学校に上がるまでに他の塾ではできないスピーキングの機会を増やします。定期的にレベルチェックもして、子ども達がモチベーションを保ちながら英語力をアップできるカリキュラムにしています。

幼児向けクラス

気軽に来られるような場所に

英会話教室ってどうしても敷居が高くて、通う勇気がない方も多いと思っています。教室に通うではなく、生活の一部としてカフェに行くような、気軽に来られるような場にしていきたい。直近ではボードゲームで遊ぶイベントを開催しますし、講師の一人の主人がイギリス出身なので、サッカー観戦を楽しむようなイベントも検討しています。ぜひ気軽にイベントや体験レッスンに来てほしいです。