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公開日:2025年2月28日 更新日:2025年2月28日

くずし割烹はうおり 取材記事

令和6年度創業者経営力アップ支援事業に採択された、くずし割烹はうおり(外部サイトへリンク)を営む加藤さんご夫婦を取材しました。

くずし割烹はうおり

これまでのキャリアを教えてください。

生まれは港区で、実家が喫茶店をしていたので幼い頃から食に携わっていました。18歳の時に母が倒れてしまったことで喫茶店を本格的に手伝うことになり、食の道に進むことに決めました。

将来を見据えて様々な技術を身に付けたいと思い、株式会社銀座クルーズに入社しました。27年間勤めて、日本料理からフレンチ、イタリアンとひと通り経験して、料理長も務めました。

くずし割烹はうおりを始めたきっかけを教えてください。

六町に住んでいた頃に、一人でふらっと立ち寄れる店がなかったので、将来的にそのようなお店を持ちたいとずっと思っていました。子育てが落ち着いて夫婦二人の時間ができたときに、仕入業者の方々と関係を築けていたので、お店を始めようと決めました。

外観

この場所を選んだ理由を教えてください。

六町は飲食店が少ない印象がありました。この地域を盛り上げていきたい、という意味を込めて選びました。

店内

食材の特徴・こだわりは何ですか?

高知鮮魚を主に使用しています。前職で産地訪問をしたこともあり、その時から仕入れていました。水揚げ情報を漁船から直接もらい、それを見て何を仕入れるかを決めています。高知の魚は本当においしいですし、東京では見かけない珍しい魚も仕入れることができます。

お刺身

 

カツオの藁焼きは、オーダーが入ってから実際に藁で焼いて出しています。高知で本場の藁焼きを指導してもらう機会があり、現地では塩たたきという、塩とワサビ、ニンニクで食べることが主流です。ここでも本場の味を提供しています。

カツオの藁焼き

 

お魚以外では、お米やお肉、野菜は岩手から仕入れています。お米は、岩手の金札米というお米を仕入れて、南部鉄器の釜で炊き上げています。

お通しにもこだわりがあると聞きました。

一口サイズの前菜8種類を庭園に見立てて提供しています。内容を毎月少しずつ変えて、さらに四季によって庭園の景色も変えています。

お通し

地域でどのような存在になりたいですか?

いらしてくださったお客様が少しでも癒されて帰っていただけるような存在が理想です。

この地域との繋がりの中でお互いに愛し愛されて、応援されて、恩返しできるような、そのような関係の中で育っていけるお店になっていきたいです。

今後の展望を教えてください。

地道に実績を積み重ねて、テイクアウトやお弁当の販売も始めて、もっと認知してもらえるようにしたい。いずれは駅前に店舗を構えて、5、6人で入れる個室を設けられるお店を構えたいです。

店主

店舗情報

くずし割烹はうおり(外部サイトへリンク)

足立区東保木間1-22-6 みどり第10マンション1階

03-5856-4262

インスタグラムアカウント(外部サイトへリンク)

 

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