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公開日:2020年4月15日 更新日:2023年9月16日

千住花又瀬崎辺之図(せんじゅはなまたせざきあたりのず)一鋪

■足立区登録有形文化財(歴史資料)〈平成19年3月28日登録〉
郷土博物館(大谷田5-20-1)・TEL03-3620-9393

■通常は公開していません
全体図
高詳細画像(博物館ホームページへリンク)(外部サイトへリンク)

18世紀前半に作成された絵図で、千住から花又(現花畑)・瀬崎(草加)周辺に至る当時の主要道が描かれています。もっとも西側(左側)の道が日光道中、並行している蛇行した道が古い奥州街道(「新編武蔵風土記」等)と口伝がある道海道(どうけみち)、右端が綾瀬川、下端は千住宿北端の千住五丁目です。足立区域の当時の道を知ることのできる貴重な資料です。
また、保木間村には、「真田小源太屋敷」とあり、2000石の大身旗本である真田氏の屋敷があったことがわかります。旗本真田氏は、戦国武将として著名な真田信繁(幸村)の兄で初代松代藩主真田信之の子孫です。さらに、梅田村には「佐竹大膳下屋敷」とあり、これは佐竹抱屋敷のことです。足立区域にこうした大名・大身旗本の屋敷があったことを今に伝える点でも重要な資料です。

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