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公開日:2021年2月16日 更新日:2023年9月16日

高正天満宮縁起碑(こうしょうてんまんぐうえんぎひ)一基

■足立区登録有形文化財(歴史資料)〈平成2年1月12日登録〉
■千住四丁目氷川神社(千住4-31-2) 【地図】(外部サイトへリンク)
■公開

高正天満宮碑千住四丁目氷川神社内に合祀される高正天満宮の縁起を示す碑で、千住四丁目の名主高梨氏の系譜などが記されています。
高梨信平は地域の子供たちに読み書きなどを教えていました。その頃、正木昌房という人物が縁故を頼って信平の屋敷内に住むことになり、老齢の信平は子弟教育を昌房に託し、代々信奉していた菅原道真の像を昌房に譲ります。昌房はこの像を家神として祀り、子弟教育を家業とするようになったといいます。そして、昌房の孫、正木建はこの菅原道真像を個人で祀るより、氏神社内で祀ることを思い立ち、高梨氏と正木氏から一文字ずつとって高正天満宮と号することにしたといいます。
正木氏は、昌房以来、代々寺子屋「群雀堂」(ぐんじゃくどう)で教育を施しました。境内にある二代目塾主の生涯を記した正木櫟蔭事績碑も文化財登録されており、千住における寺子屋教育の様子を知ることができます。

 

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