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公開日:2023年4月12日 更新日:2023年4月12日
足立区文化財保護審議会は、令和5年2月22日に開催した令和4年度第2回同審議会の審議・議決を経て、新たに4件の文化財を登録するよう足立区教育委員会に答申しました。これを受け足立区教育委員会は、令和5年3月16日に開催した第3回定例会において、登録することを議決し、同日付で告示しました。
新登録の文化財は、以下の通りです。
名称・員数 | 種 別 | 所在地 | 公開・非公開 |
---|---|---|---|
煉瓦造稲荷神社(堀之内氷川神社境内社) 1基 | 登録有形文化財(歴史資料) | 堀之内一丁目7−4 堀之内氷川神社 | 公開 |
煉瓦造稲荷神社(島氷川神社境内社) 1基 | 登録有形文化財(歴史資料) | 鹿浜二丁目28−4 島氷川神社 | 公開 |
下川家煉瓦造稲荷神社 1基 | 登録有形文化財(歴史資料) | 宮城(個人住宅のため非公開) | 非公開 |
板碑(弘安十年銘) 1基 ※弘安十年=1287年 |
登録有形文化財(歴史資料) | 舎人二丁目2−14 西門寺 | 非公開 |
煉瓦造稲荷神社について
煉瓦造稲荷神社は、足立区と煉瓦工場の関係を伝える文化財です。明治から大正時代にかけて足立区は、数多くの煉瓦工場が存在しており、煉瓦工場では煉瓦で造られた神社をまつっていました。煉瓦で造られた神社は類例が少ない珍しいもので、煉瓦工場が多く存在した足立区ならではの文化財です。
煉瓦造稲荷神社(堀之内氷川神社境内社) | 煉瓦造稲荷神社(島氷川神社境内社) | 下川家煉瓦造稲荷神社 |
板碑(弘安十年銘)について
板碑は、中世に広く見られた石製の塔婆です。今回登録された板碑は、足立区で見つかっている板碑のなかでも、2番目に古い弘安10年(1287)のものです。
板碑(弘安十年銘)
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