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公開日:2022年5月10日 更新日:2025年3月19日
(1)「梅田八丁目複合施設」(以下、「複合施設」。)は、東京都から令和5年3月に取得した土地に、老朽化した「梅田図書館」を移転して新たなコンセプトを持つ図書館として整備するとともに、同じく老朽化の進む「NPO活動支援センター」「子育てサロン関原」も移転・合築して生まれる新たな複合施設です。
(2)複合施設の整備にあたっては、3つの施設が連携するための「子ども」「居場所」「つながり」の視点から新たな複合施設の目指す姿を定め、あらゆる世代の方が利用しやすい充実した施設を目指していきます。
(3)複合施設とそこに隣接する公園や道路等の周辺敷地の一体整備を進め、それぞれが機能すると同時に「一体的な公共空間」としての価値も創出し、西新井・梅島エリアのランドマークとなる「場」を形成することにより、地域の魅力を高めることを目指していきます。
令和4年3月に「梅田八丁目複合施設基本構想・基本計画」を策定しました。
「梅田八丁目複合施設基本構想・基本計画」(PDF:2,392KB)
(1)基本構想の主な内容
ア 複合施設を構成する3施設の整備に関する基本的な考え方
(ア)梅田図書館
1 子どもとその周囲の大人のための図書館
2 誰もが気軽に使える図書館
3 他の分野との連携を図る図書館
4 ICTを活用した図書館
(イ)子育てサロン関原
1 新たな機能を加えた子育てサロン
2 図書館内にある子育てサロン
3 地域の子育てサロン
(ウ)NPO活動支援センター
1 区民参加の促進
2 協働・協創の拠点
3 協創プラットフォームの拡大
イ 新たな複合施設の目指す姿
上記の基本的な考え方を踏まえつつ、複合施設内の3施設が連携しながら活動するための3つの視点を
「子ども」「居場所」「つながり」とし、複合施設が目指す5つの姿を以下のとおり定めました。
1 新たな図書館を核とする施設
2 子ども達のたくましく生き抜く力を育む施設
3 にぎわいや安全安心を通じて地域に貢献する施設
4 デジタル技術の進展に対応して常に進化する施設
5 協働・協創を推進する施設
(2)基本計画の主な内容について
基本構想で定めた複合施設が目指す姿を具現化するため、以下の項目に関する考え方を整理しました。
1 複合施設に求められる機能や設備
2 複合施設の面積や規模
3 創出用地の土地利用計画
4 複合施設の建築計画
5 複合施設の管理運営計画
図:複合施設内の各施設が連携して活動するための3つの視点と新たな複合施設の目指す姿
(1)令和5年度から7年度 基本設計及び実施設計
(2)令和7年度から9年度 建築工事
(3)令和10年1月 施設開館
令和5年11月21日(火曜日)の第4回プロポーザル選定委員会で、以下の契約候補事業者が特定されました。
(1)被特定事業者名
tomito architecture + 川見拓也建築設計事務所 設計共同企業体
(2)共同企業体の代表者
名称 株式会社トミトアーキテクチャ
住所 世田谷区玉川田園調布一丁目5番7号 フィールド501
(3)共同企業体の構成員
名称 川見拓也建築設計事務所
住所 渋谷区神宮前六丁目23番4号 2階
「語り合おう、やってみよう ― 梅田八丁目複合施設の検討のための実践 ―」
一緒に地域の将来を考えていく区民の皆さんとのおしゃべりや体験活動を通じて、居心地の良い「空間」や「運営」のあり方に関する検討を行うため、また、今後施設に長く関わっていただく「応援団」を増やすため、区民ワークショップを実施しました。
(1)日時・場所
日時:令和6年7月27日(土曜日)午後1時から4時まで
場所:足立区役所本庁舎 12階会議室
(2)参加者
中学生、子育て世代、地域の方(町会・自治会、PTAなど) 計26名
(3)主な内容
・ アイディア出しのためのドキュメンタリー映画の鑑賞、感想の共有
・ 複合施設の説明、複合施設についての班別対話
・ 空間や運営のあり方に関する全体での対話、感想の共有
(4)主な意見
・ 様々な人の意見や考え方を知ることができた。
・ 年齢も環境も違う人が集まったのに「このまちをよくしたい」という思いは共通していた。
・ 幅広い世代の人が快適だと思える施設であってほしい。
・ イベント等で多くの人とコミュニケーションを取りたい。
・ 普段地域の施設について考える機会がないのでとても面白かった。
・ 今回参加して施設への関心が高まった。また参加したい。
(5)当日の様子
グループごとに新しい施設に期待することを語り合いました。
最後は総勢50人が1つの円になる「ラウンドミーティング」で締め括りました。
「自分ごととして考える ―梅田八丁目複合施設の検討のための実践―」
(1)日時・場所
日時:令和6年10月6日(日曜日)午後1時から4時まで
場所:梅田八丁目複合施設創出用地(第1部)、梅田地域学習センター4階レクホール(第2部)
(2)参加者
中学生、子育て世代、地域の方(町会・自治会、PTAなど) 計26名
(3)主な内容
・ 施設用地内に簡易的に作った菜園で、野菜の育て方に関する本を参照しながら種まき等の現地体験
・ 複合施設の設計方針、基本構成の説明
・ 先進的な図書館事例の紹介、これからの図書館に必要なことの説明
・ 「新施設での活動の想像」「菜園の見守り方法」についての意見交換
(4)主な意見
・ 昔のように地域で子育てできる場、雰囲気づくり。
・ 安心して休める時間と場所、人との関わりを持てる場所となるとよい。
・ 世代問わずコミュニケーションがとれると嬉しい。区切らない空間も必要だと思う。
・ 区切らない空間も必要だと思う。
・ 人によって感じるものが違う。みんなとつながりたい人もいれば一人の時間を大切にしたい人もいる。
・ できる限り各々を尊重した施設になれると良い。。
(5)当日の様子
第1部では、施設用地内に簡易的に作った菜園で、種まき等の現地体験を実施しました。
第2部では、「新施設での活動の場を想像してみよう」という議題で意見交換をしました。
(6)今後の予定
12月上旬 第3回ワークショップ
「自分ごととして考える ―梅田八丁目複合施設の検討のための実践―」
(1)日時・場所
日時:令和6年12月8日(日曜日)正午から4時まで
場所:梅田八丁目複合施設整備用地(第1部)、足立区立亀田小学校(第2部)
(2)参加者
中学生、子育て世代、地域の方(町会・自治会、PTAなど) 計18名
(3)主な内容
ア 参加者全員での意見交換
(ア)梅田八丁目複合施設の可能性について
(イ)令和6年度のワークショップ(全3回)の感想について
(ウ)今後のワークショップの展開について
イ 整備用地内の簡易菜園で栽培した野菜の収穫、調理、試食
(4)主な意見
・ ワークショップで実践したような共同活動をできる場所が、地域の宝になっていく。
・ ワークショップに関われる人を増やしてほしい。
・ 3回の活動で参加者同士のコミュニケーションがここまで図れたことが嬉しかった。
・ 自分たちがここまで主体的に関われるということに感動した。
・ 年1回のフェスティバルなどのイベントを実施できるとよい。世代を超えた交流ができる場所になってほしい。
・ ワークショップで話したことが設計に反映されていてよかった。
(5)当日の様子
第1部では、第2回ワークショップ(10月6日)に種まきをした菜園で、野菜の収穫作業を行いました。
第2部では、第1部で収穫した野菜をグループごとに調理と試食を行いました。
試食後、複合施設の可能性や令和6年度全3回のワークショップの感想などについて意見交換を行いました。
令和7年3月下旬に整備予定地内の草刈りを実施
令和6年7月下旬に整備予定地内の草刈りを実施
令和6年3月末、整備用地の工事仮囲いに亀田小学校の児童の作品を掲出
令和5年10月下旬に整備予定地内の草刈りを実施
令和5年7月下旬に整備予定の仮囲いに看板を設置
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