公開日：2019年1月1日　更新日：2019年1月1日

【あだち広報2018年8月10日号記事】「職業」と「同和問題」

同和問題とは、同和地区（被差別部落）出身・在住であることを理由に不合理な差別を受けるという、人権問題です。
さらに、ある職業に従事する人を差別するような同和問題も発生しています。

同和問題Q＆A

＜どのような職業が差別を受けているのですか？＞
例として、と畜業務（牛や豚を解体して肉や皮を取る）が挙げられます。
これは、かつての厳格な身分制度により、同和地区の人が就ける職業が「死んだ牛馬の処理」「皮なめし（毛皮の毛を取って柔らかくする）」など、一部の職業に限られていたことに起因しています。

＜どういった差別があるのですか？＞
「動物の生命を奪う残酷な職業」という誤ったイメージと歴史的背景から、インターネット上で、と畜業務に従事している人を差別するような書き込みが見られます。
同和問題について関心を持ち、正しく理解することが偏見・差別の解消につながります。

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