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公開日:2019年11月7日 更新日:2020年6月11日

子どもの未来を応援する活動団体交流会(分科会:「地縁団体との交流会」)レポート

地縁団体とのつながりづくり

子どもの未来を応援する活動団体交流会の分科会も4回目の開催となりました。

今回は、地域で子どもたちのために活動を行っているNPO団体等と、地縁団体(町会、自治会、民生・児童委員協議会、スポーツ推進委員会、青少年委員会、少年団体連合協議会)との交流会です。

長年、地域のために活動をされている地縁団体の方たちでも、地域の中で生まれている新たな活動については情報が入ってこないというケースが多くあります。逆に、地域で活動をしていくうえで、もっと地域に入っていきたいけれど、どのようにアプローチをすればよいのかがわからないという活動団体も多数あります。

このようなギャップを解消し、つながりをつくることで、団体の活動に新たな広がりとヒントを得ていただくことが、この分科会の目的です。

令和元年10月19日(火曜日)午後6時30分から8時30分までの2時間。足立区役所12階会議室に、総勢28名(+職員8名)が集まり、交流会のスタートです。

第1部 自己紹介・活動紹介

人数が多いこともあり、一団体3分以内の自己紹介から交流会はスタートしました。

子どもの居場所づくりや学習のサポート、子ども食堂の運営、 子どもといっしょに過ごしやすいカフェの経営など、様々な背景を持つ方々の自己紹介があり、参加者は何かヒントを得ようと、熱心に耳を傾け、メモをとっていました。

自己紹介

第2部 活動地域別交流

自己紹介の後は、活動地域別に分かれてのグループ対話です。

今回は、1.綾瀬 2.梅田 3.鹿浜・伊興 4.竹の塚の4つの地域にグループを分けました。ここに区職員が書記(ファシリテーター)として入り、

  • お互いが連携することで困りごとが解決できないか
  • お互いが連携することで活動が広がらないか

を話題の中心として対話していきました。

対話

印象的だったのは、子どものための活動者の方達から「自分が町会に入っているかもわからない」という発言があり、それに対して、町会会長がゆっくりと頷いていたシーンです。

活動者の方からすれば、地域での活動を広げるため、町会などとつながりをもちたいという想いはあるものの、実際には窓口(どこの誰と話せばいいのか)が全くわからず、連携できていないという現状があります。一方、町会としても、加入者の減少は長年の課題であり、若い世代に町会の活動を知ってもらいたいという想いがあります。

こうした想いを対話の中でかきまぜて、理解しあう姿がとても印象的でした。

特に、同じ地区で課題や地域資源を紹介し合うなど、具体的に見える化できたことが収穫となりました。

第3部 全体共有

各グループの対話が終わった後は、その内容の全体共有です。

グループで対話したことを全員の前で代表者が発表しました。

「もっと地域の方、民生委員さんや町会の方とつながらなくては、つながりたいと思いました」(子どもの居場所活動者)

「地域の中でどうやって入っていけるのか、また、皆に認知してもらうことの大切さを工夫していきたい」(子ども食堂活動者)

「足立区内に子ども食堂が多くあることを知らなかった。いろいろな団体のお話を聞き、勉強になりましたし、皆さまの熱意を感じました」(スポーツ推進委員会)

などの感想があり、今回の交流会で新たなつながりを持てた方も多くいらっしゃったようです。

今後の展開

本交流会で、活動団体がこれまで縁遠かった地縁団体とのつながりのきっかけができたことは、非常に有意義だったと思います。

今後も交流会を継続し、地域の中で様々な人がつながって、新たな力を生み出すお手伝いをしていけたらと思います。

次回は12月3日(火曜日)午後7時から足立区庁舎ホールにて「体験活動を通した子どもの支援」をテーマに交流会を開催いたします。詳細はコチラをご覧ください。

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