ホーム > 住まい・暮らし > 動物・植物・ペット・その他の生きもの > ペットと暮らす > あなたも、「地域猫活動協力員」になりませんか?

ここから本文です。

公開日:2022年11月10日 更新日:2024年9月26日

あなたも、「地域猫活動協力員」になりませんか?

 飼い主のいない猫の大切な命を守りながら、ゴミを荒らす、ふん尿で汚される、子猫が無秩序に増えていくなど、猫のトラブルを減らす地域猫活動を実践したい!そんなあなたも「地域猫活動協力員」になりませんか?

地域猫活動協力員の周知用パンフ

地域猫活動とは

 地域猫活動とは、単なる動物愛護の事業や猫擁護論ではなく地域の環境衛生の向上を目指す活動です。

 飼い主のいない猫を適切に飼養管理し、ふん尿などの被害対策を講じることにより、地域住民から飼い主のいない猫が理解され、人と動物が共生できるまちづくりを目指しています。

 足立区登録の地域ボランティア地域猫活動協力員には、近隣住民に不信感を抱かれることなく地域での手本になっていただけるよう、以下の3つの柱を中心とした活動の実践を心がけていただいています。

1 不妊去勢手術の実施徹底及びその普及啓発

猫は生後約6か月で繁殖が可能となり、その後は年間3回以上、1回あたり約4匹から6匹の出産を繰り返していきます。メスの発情期のタイミングで交尾するため、1回の交尾での妊娠確率はほぼ100%とされており、近親交尾も当たり前のように行われていきます。

【ここをクリック】猫はどんどん増えていきます・・(PDF:114KB)

どんなにかわいい子猫でもあっという間に人間が助けられる限度を超えてしまうため、猫の不妊去勢手術実施は長年最優先の問題とされてきました。飼い猫だけでなく、近所の飼い主のいない猫に対しても積極的に不妊去勢サポートの手を差し伸べる必要があることを、地域の多くの人たちに理解していただくための普及啓発にも努めていただいています。

2 適切なエサやり、水やり

 適切な方法でエサやりしていけば、継続的に猫の個体把握ができますが、置きエサをするなど、エサやりの方法が間違っていると、近隣地域から猫を呼び込むので、いくら不妊去勢手術を実施してもきりがない状況になってしまいます。そのため、「地域猫活動協力員」には、自分たちでエサやりしていない猫の場合でも、足立区が定めているエサやりのルール(足立区猫の適正飼育ガイドライン【ここをクリック】(PDF:373KB)に記載)を推奨すべく、地域のエサやり者に対してお願い等をしていただいています。

地域猫のエサやり

 置きエサ・置き水の定義は、エサや水を置いたまま、そこから立ち去ることです。足立区として、「地域猫活動協力員でない人についてもエサ皿の上に食べ物を載せた正しい形で餌やりをしてエサが路上にこびりつかないようにし、猫が食べ終わるまでその場で見守り、食べ終わった後は、エサ皿・水皿を回収し、猫の食べこぼしを掃除してから立ち去るよう、お願い致します。

3 猫トイレの設置、周辺の清掃 

 足立区では「地域猫活動協力員に対して、地域住民の苦情等に関し親身になって話を聞いて被害減少のために努力する姿が、猫のふん尿の被害を完全になくすことはできないにしても地域住民の理解や一定の安心感につながると説明しています。

 猫は食後にエサ場の近くで用を足しますので、猫トイレもエサ場の比較的近くに設置します。猫が近隣の庭などでフンをしていると思われる場合には、土地管理者等の権利者の許可を得て設置していただいているほか、猫がトイレであることを認識し、そこでふん尿していくようトイレを定期的に清掃し、清潔な状態を保っていただいています。

 猫トイレの設置スペース等のために敷地のご提供や使用・利用を許可していただいている地域住民のご厚情に対し、足立区としても厚く御礼申し上げます。「地域猫活動協力員においては、猫トイレを設置等出来ない場合でも、それに代わるような広い範囲での清掃等を実施していただいています。

「地域猫活動協力員」の登録・支援について

足立区地域猫活動協力員の登録申請は、足立保健所生活衛生課窓口で受付しています。

お越しになる際は、事前に担当窓口(03-3880-5375)へお電話ください

持ち物は、足立区に居住していることがわかる公的な身分証明書(運転免許証など)のみです。

なお、登録申請受付の際には、地域猫活動協力員としてお約束いただきたいこと等をご案内するため、約10~20分程お時間をいただきますので、ご了承ください。

登録の可否の審査・登録決定後に「足立区地域猫活動協力員登録証」及び「名札」、「地域猫活動携帯用バッグ(足立区ロゴ入り)」等をご自宅等に郵送いたします。そのほか、区として以下の支援メニューを設けており、今後も「地域猫活動協力員」の地域猫活動に対する支援内容をいっそう拡充していけるよう、検討を継続していきます。

地域猫活動協力員への支援

 1 飼い主のいない猫の不妊去勢手術に係る委託事業利用

申請に基づき、年度単位で10匹まで、捕獲や手術等を自己負担なしで行います。

 2 飼い主のいない猫の不妊去勢手術目的の捕獲器貸出し

通常成人2名以上のグループか団体による申請が必要ですが、お一人でも貸出対象としています。

事前にお電話で、在庫状況等をご確認ください。

また、通常14日間以内としている捕獲器貸出期間について、「地域猫活動協力員及び「地域猫活動登録ボランティアグループ」に対しては90日間以内の貸出期間(登録期間内にて1回の更新も可)としています。

   足立区ロゴ入りのエサ皿(大・小)、猫トイレ(スコップ付)の貸出し及び猫砂(園芸用の土)の支給

地域猫活動協力員及び「地域猫活動登録ボランティアグループ」に対して、足立区ロゴ入りのエサ皿(大・小)、猫トイレ(スコップ付)につき、それぞれ年度単位で1セットずつを貸し出ししています。
また、猫砂(園芸用の土)について、年度単位で1個(猫トイレを同時に貸与申請された人には2個)を支給しています。

足立区地域猫活動協力員関連の要綱・様式

クリエイティブ・コモンズ表示4.0国際ライセンスこのページの本文エリアは、クリエイティブ・コモンズ表示4.0国際ライセンスの下、オープンデータとして提供されています。

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

足立保健所生活衛生課動物愛護事業担当

電話番号:03-3880-5375

ファクス:03-3880-6998

メールフォーム

メールでお問い合わせいただく場合、お使いのメールアドレスによっては、返信することができません。
くわしくは「足立区からメールを送信できないメールアドレス」をご覧ください。

Eメール:seikatuesei@city.adachi.tokyo.jp

all