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公開日:2021年12月3日 更新日:2021年12月3日
レジオネラ症とは、浴槽や加湿器などの「ぬめり」で増殖しやすいレジオネラ属菌を含む霧や飛沫を吸い込むことで発症する発熱や肺炎等のことです。免疫力の低下した高齢者などが発症しやすく、高齢者施設において加湿器内の汚染水のエアロゾル(目に見えない細かい水滴)を吸入したこと等が原因とされるレジオネラ症の感染事例が報告されています。加湿器を発生源とするレジオネラ症は、国内での報告例が少ないものの、高齢者施設等での感染例が報告されており、感染源として注意が必要です。
加熱をしないタイプの超音波式、遠心加湿器等では、タンク内での生物膜(ぬめり)の生成により、レジオネラ属菌をはじめとする微生物が繁殖して汚染が起こりやすくなるため、注意が必要です。そのため、使用時には加湿器内に付着する生物膜(ぬめり)の生成抑制・除去や水の交換が大切です。
レジオネラ症を予防するために必要な措置に関する技術上の指針の一部改正について(平成30年8月3日付)
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