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公開日:2022年6月3日 更新日:2023年7月20日

STOP!薬物乱用

 覚醒剤や大麻、危険ドラッグなどの薬物乱用は心も体もボロボロになる上、家族や友達をも不幸にし人生を台無しにしてしまいます。一回の使用でも乱用に当たります。絶対に使用しないでください。

 覚醒剤や大麻といった違法な薬物は、それぞれ法律によって厳しく規制されており、持っているだけでも犯罪になります。

乱用される代表的な違法薬物

覚醒剤

主に白色の粉末や無色透明の結晶で、強い依存性があり、神経を興奮させる作用があります。大量に摂取すると死に至る場合もあります。

大麻

検挙者数が年々増加傾向にあり、特に青少年を中心に乱用が拡大しています。一時的に高揚感を感じますが、急性パニック状態や幻覚・妄想状態をもたらし、慢性化する場合があります。学習障害や記憶力の低下を招き、社会生活に適応できなくなることもあります。

危険ドラッグ

「ハーブ」「バスソルト」「お香」等と称して用途や目的を偽って販売され、あたかも身体に悪影響がなく、安全であるかのように誤解されています。しかし実際は、麻薬や覚醒剤よりも身体に危険な成分が多く含まれていることがあり、呼吸困難や異常行動を起こしたり、死に至ることもあります。

SNSでの薬物の誘いに注意

 近年、薬物が密売買される手段として危険が拡大しているのがSNSです。SNS上では薬物を別の呼び名(隠語)で呼び、購入を促す内容が多く投稿されています。実際に未成年の学生がSNSを通じて売人から大麻を購入した事件が複数報告されており、大きな問題となっています。

 SNSを通じて薬物の売人と関わることは、多くの危険を伴います。そのような投稿を見つけても誘いに乗らないことが大切です。

誘われた時ははっきり断る

  • 「みんなやっているよ」「やせるよ」「1回だけなら平気だよ」など、甘い誘いにはだまされないようにしましょう。
  • 誘われた時、少しでも迷っている様子を見せてしまうと、また誘われてしまいます。誘われた時は強い態度で断ることが大切です。興味がないことを言葉ではっきり示しましょう。
  • 誘われてしまっている状態から抜け出すため、すぐにその場から離れましょう。
  • 薬物乱用に関わる問題で困ったときは、一人で悩まずに相談してください。

薬物乱用についての相談窓口

  • 東京都立精神保健福祉センター 03-3844-2212
  • 東京都保健医療局健康安全部薬務課 麻薬対策担当 03-5320-4505

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お問い合わせ

足立保健所生活衛生課医薬衛生係
電話番号:03-3880-5362 ファックス:03-3880-6998
メールアドレス:iyaku@city.adachi.tokyo.jp

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