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公開日:2017年11月22日 更新日:2017年11月22日
ひとことで言えば、「仕事と生活の調和」です。子育て期の女性だけでなく、独身の方や子育て期の男性、定年後の高齢者など、性別や世代にかかわりなく、仕事と家庭などを、自分が望むバランスで選択し、実現できる状態のことをいいます。
仕事を効率よく行なって、家庭・地域生活等の時間を増やすことで、個人生活を充実させるとともに、企業や社会全体が持続的に発展していくための考えの一つなのです。
自分の働き方を見直すことで、仕事の効率がよくなり時間的余裕が生まれます。そして育児や地域活動、自己啓発等を行うことで、仕事以外の時間を充実できます。また、時間的なゆとりが生まれるとメンタルヘルスの向上も図れます。こうして家庭生活等が豊かになることで、仕事への意欲や創造性を高く保てます。
ワーク・ライフ・バランスの実現は、仕事とそれ以外の生活の質の向上につながります。
少子高齢化や団塊世代の大量退職などにより労働人口が減少する中、優秀な人材の確保は、企業経営にとって重要な課題です。残業時間の削減や育児休業の取得などに積極的な企業は、働く側にとっても魅力があり、女性の定着率が高まる傾向があるほか、就職希望者も増えています。
また、残業時間の削減や短時間勤務等の制度導入に取り組む企業では、従業員自身が労働時間の管理や仕事の効率化を意識するようになり、生産性が向上し、企業経営の改善につながります。
ワーク・ライフ・バランスの実現は、企業経営の面でもプラスの効果があるのです。
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