企業にとってのワーク・ライフ・バランス
ワーク・ライフ・バランスは、残業時間の削減等により従業員の生活の充実を図るだけではありません。
企業にとっても、優秀な人材の確保や生産性向上等の様々なメリットがあります。
1.優秀な人材の確保が可能になります
- 若い世代は、仕事だけでなく生活も重視する傾向があります。ワーク・ライフ・バランス実現に積極的な企業は、就職希望者にとっても大きな魅力を持っています。
- 従業員が育児や介護と仕事の両立ができずに辞めてしまうことは、その従業員の育成費用をロスするだけでなく、従業員の持つ知識・経験・人脈を失うことにもなります。仕事と生活が両立しやすい環境を整えることで、従業員の定着率を高め、人材流出を防ぐことができます。
2.企業イメージが向上します
- 従業員本人やその家族を重視して、社会貢献を行う企業イメージが定着し、好感度がアップします。
- ワーク・ライフ・バランスを積極的に取り入れ、先進的な制度を導入する企業は、マスコミで報道され、大きな宣伝効果があります。
3.業績・生産性の向上につながります
- 企業にとっては、両立支援に取り組むことが、仕事の進め方や仕組みを見直し、改善を進めるきっかけとなり、組織や業務体制の効率化や標準化が図られます。
- 従業員も、仕事と生活を両立させることを意識するため、時間を効率的に使うようになると同時に、メンタルヘルスの向上も図られ、時間当たりの生産性が向上します。
- 子育て、介護、自己啓発等を行う従業員は、消費者・生活者の視点も養えます。こうした新たな目線から新製品や新しいアイデアを生み出すことにもつながります。
関連情報
厚生労働省の「育児・介護休業法について」へのリンクはこちら
⇒厚生労働省「育児・介護休業法について」(外部サイトへリンク)
厚生労働省の「育児休業制度特設サイト」へのリンクはこちら
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厚生労働省の「イクメンプロジェクト」へのリンクはこちら
⇒厚生労働省「イクメンプロジェクト」(外部サイトへリンク)
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