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公開日:2021年4月7日 更新日:2025年8月13日

足立区の駅前滞留者対策

もしも外出先で地震が発生したら…「むやみに移動しない!」

 大規模震災が発生し、鉄道などの公共交通機関が停止した場合には、国内有数のターミナル駅である北千住駅では、いわゆる駅前滞留者がおよそ3万人発生すると予測されています。

 地震が発生した直後に、多くの人が一斉に帰宅を開始してしまうと、発災直後に最優先される救出・救助活動の妨げになります。

 また、駅周辺では大混雑が発生し、火災や沿道の建物からの落下物等により負傷するなど、思わぬ事故にまき込まれる危険があります。

 大地震が発生した後は、むやみに移動せず、焦ることなく情報収集に努め、安全を確認し、行動しましょう!

東日本大震災の時の北千住駅前の様子 国道4号線を徒歩で帰宅する人々

 

足立区の駅前滞留者対策の取組み

 足立区では、こうした駅前滞留者対策を強化するために、北千住駅周辺と綾瀬駅周辺の地域で、鉄道事業者や駅周辺事業者などを構成員とした駅前滞留者対策推進協議会(※1)を設置しています。

 平時には、各構成団体の役割分担や地域のルール及び活動マニュアル、エリア防災計画(※2)の策定、訓練による検証等を実施し、実際の大地震の際に混乱が生じないように取り組んでいます。

 そのほかにも、発災後、帰宅困難者を一時的に受け入れるための一時滞在施設や、徒歩帰宅支援として足立区生涯学習センターに情報提供ステーションが開設されます。

 現在、一部の都立施設が一時滞在施設として指定されていますが、区内民間事業者と協定を締結し、施設の確保を進めています(※3)。

 

※1 駅前滞留者対策推進協議会について

  • 北千住駅前滞留者対策推進協議会(平成19年設立)
  • 綾瀬駅等滞留者対策推進協議会(平成27年設立)

※2 エリア防災計画について

 北千住駅周辺地域と綾瀬駅周辺地域において、防災力の向上を図るために、滞留者・帰宅困難者対策とともに、大規模な災害時の避難対策に関して、足立区と鉄道事業者・民間事業者等が連携・協働しながら、目標や取組みを定めたものです。

※3 区内の一時滞在施設一覧(令和7年7月時点)

東京都指定一時滞在施設

足立都税事務所 東京武道館
足立市場 北足立市場
足立新田高等学校 足立東高等学校
淵江高等学校 足立西高等学校
足立工科高等学校 城東職業能力開発センター

 

足立区指定一時滞在施設

栗駒電気工事株式会社 パルシステム東京 足立センター
株式会社スエヒロ 医療法人社団徳耀会
株式会社スギモトホールディングス トヨタモビリティ東京株式会社 竹の塚店
トヨタモビリティ東京株式会社 U-Car足立店 トヨタモビリティ東京株式会社 綾瀬大谷田店
トヨタモビリティ東京株式会社 西新井店 足立成和信用金庫 本店
東京電機大学 東京千住キャンパス カノン北千住管理組合 多目的室
宗教法人善立寺 鈴木通信建設株式会社
東京東信用金庫 綾瀬支店 東京東信用金庫 東和支店
東京東信用金庫 花畑支店 東京東信用金庫 足立支店
ALCC東京学院 学校法人順天学園 新田キャンパス
学校法人文教大学 東京あだちキャンパス トーキョージャンボゴルフセンター

 

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電話番号:03-3880-5836

ファクス:03-3880-5607

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