ホーム > 仕事・産業 > 工業振興 > 足立ブランド > 株式会社エアロテック大曽根康弘社長インタビュー

ここから本文です。

公開日:2019年4月3日 更新日:2019年4月3日

株式会社エアロテック曽根康弘社長インタビュー

エアロテック1

他の追随を許さないバルーン業界のパイオニア

株式会社エアロテックはテーマパークやコンサート等で、バルーンを使用する際の企画演出から撤収までの全てを手がける業界のパイオニアである。

「3曲目の15秒目でバルーンを膨らませ始めて」「30秒で膨らませきって」など細かい要望にも応える技術を持ち、依頼主から絶大な信頼を得ている。その演出に憧れるミュージシャンも多く、年々依頼が増加。不動の地位を確立している。

ノウハウ「ゼロ」から確立した製造技術

会社の立ち上げは24年前。代表の大曽根さんが足立区内の販促イベント会社で、大型バルーンの受注案件に志願したころに遡る。当時、製造方法は確立されておらず、寝る間も惜しんだ試行錯誤の結果、見事完成させることに成功。この経験を活かし、平成7年、(株)エアロテックを設立。前社の厚意や大曽根さんが築いてきた各社との信頼関係で、現在に至るまで事業を拡大させている。

エアロテック3

常に先のことを見据え、進化していく

株式会社エアロテックが発展した大きな理由の一つに、その「発想力」がある。ライブ等の最後に舞う「テープ」にツアー名やサインが入っているのが当たり前になっているが、これを発案したのは同社だそう。「ライブ終わりの掃除の手間」が問題になっていたことから、観客が持ち帰りたくなるようなものにすればいいと考えた。そのほかにも、割れたバルーンから人が飛び出す「エアロバルーン」など、類まれな発想力で演出技術の先進化を常にリードしており、コンサート等の企画会議の時点から声がかかるほど。「現在、常に提案すれば採用されるような状況にある。だからこそ、常に新しいことを提案していかなければいけない」とは大曽根さん。現状に満足せず、常に先を見据えている。

良い技術が合わされば、新しいものが生まれる

今回、足立ブランドに応募した理由は2つ。

1つは、一緒に仕事ができる仲間をみつけること。

バルーン製造の過程では、数多くの会社と連携しなければならないため、足立ブランドに入れば、区内の優秀なパートナーを見つけることができると考えた。また、以前の経験から「良い技術が合わさることで、今までに無い技術が生まれる」ことを確信しており、更なる事業発展への期待も寄せている。

もう1つは、足立区にこのような企業があることを知ってもらいたいということ。

同社のバルーンは「誰もが目にしたことがある」ような有名なものばかり。しかし大曽根さんは「そのことを知っている区民の方はほとんどいないのでは」と話す。

「自分たちのような会社が足立区にあることを知ってもらうことで、『足立のものづくりのレベルの高さ』を感じていただき、『区のイメージアップ』にも少しでも貢献できるなら」と頼もしくその決意を語ってくれた。

エアロテック2

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

産業経済部産業振興課ものづくり振興係

電話番号:03-3880-5869

ファクス:03-3880-5605

メールフォーム

メールでお問い合わせいただく場合、お使いのメールアドレスによっては、返信することができません。
くわしくは「足立区からメールを送信できないメールアドレス」をご覧ください。

all