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公開日:2025年4月1日 更新日:2025年4月1日
内閣府は、地方自治体のSDGs達成に向けての優れた取組を提案した都市を「SDGs未来都市」として、平成30年度から毎年30都市程度選定しています。また、その中の10都市が、特に先導的な取組を行う「自治体SDGsモデル事業」として選定されます。
この度、令和4年5月20日に、足立区が「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」にダブル選定されました。令和4年度に都内でダブル選定を受けた自治体は、足立区のみです。
このことを契機として、足立区では、SDGsを原動力とした持続可能なまちづくりの取組をさらに加速させていきます。区民や事業者の皆様もぜひ取組への参加・ご協力をお願いいたします。
▲野田 聖子前地方創生担当大臣(右)から選定証を授与された近藤 やよい足立区長(左)(令和4年5月20日) |
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一度は「SDGs」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
SDGsは国連で決めた2030年までの17の目標で、世界の国も企業も個人も、あらゆる人々が協力して、今よりもっと明るい未来のために取り組んでいこうとするものです。
地球は今、貧困や飢餓、人種差別、気候変動による環境問題など、様々な問題を抱えています。足立区にも、貧困の連鎖や治安、健康寿命の短さなど多くの課題があります。
10年、20年先のことなんて想像しにくいかもしれませんが、未来は今とつながっています。SDGsは難しいものではなく、健康に気をつけてみる、ごみを分別するなど、日常で取り入れられるものばかりです。
一人ひとりが積極的に行動すれば、未来の足立をよりよく変えていくことができます。
足立区も未来都市に選定されたことを皮切りに積極的に取組を進めていきます。
考えて行動するときは今です。いっしょにできることから始めてみませんか。
多様なステークホルダーと挑む「貧困の連鎖」解消に向けた都市型モデルの構築
逆境を「まちの力」で乗り越える足立SDGsモデル構築事業
再開発により、大きく変わる好機を迎えている綾瀬エリアをモデル地域とし、駅前広場の整備等のハード事業とともに、チャレンジ性と包摂性を引き出す三側面(経済・社会・環境)の取組を進めていきます。
地域住民の第三の居場所や活動場所、ロールモデルと出会える機会を生み出す中で、子どもたちが社会とつながり、逆境を乗り越える力を培い、安心して暮らせる持続可能なまちの実現を目指します。
令和4年度から6年度までの3年間の取組を具体化した「足立区SDGs未来都市計画」(令和4年8月策定、令和6年2月一部改定)に基づき、SDGsの推進に取組んできました。
令和6年度で第1期足立区SDGs未来都市計画が終了することから、第1期の取組を踏まえ、令和7年度から令和9年度までの3年間の取組を、「足立区第2期未来都市計画」として新たにまとめました(令和7年2月策定)。
今後も、関係する様々なステークホルダーとともに、SDGsの推進に取り組んでいきます。
詳しくは、下記リンクをご覧ください。
足立区では、区の活力を蝕む「貧困の連鎖」と、払拭しきれない「区に対するマイナスイメージ」が地域課題となっています。本計画では、この2つの高い壁を乗り越えるために、子どもたちや区民の方々が逆境を乗り越える力を身につけていくことを目標としています。
■ 区の根底課題である「貧困の連鎖解消」と「区に対するマイナスイメージ払拭」を進める施策を展開します。
■ モデル事業は、エリアデザインにより大きく変わる転機を迎えている綾瀬で展開します。「まちの力」を引き出しながら、綾瀬駅西口高架下の改善や東口駅前広場の活用等を進め、区のイメージアップや子どもの体験・経験の場を生み出していきます。
令和4年7月14日(木曜日)、計画策定の一助となるように、自治体SDGsモデル事業選定都市への有識者による現地訪問が行われました。当日は、近藤 やよい足立区長が自らモデル事業の舞台である綾瀬エリアを案内し、その後意見交換を行いました。有識者から「より興味が湧いた。今後の進捗が非常に楽しみ」という言葉をいただきました。
▲チャレンジ学級の概要について説明を受けている様子
▲綾瀬駅西口高架下空き店舗を視察している様子
令和4年11月22日(火曜日)に、同大学の客員教授であり内閣府自治体SDGs推進評価・調査検討会委員でもある関 幸子先生から、区のSDGs未来都市の取組について講演する機会をいただきました。
当日は、受講生の皆様に、区のSDGs未来都市計画の重要テーマである「貧困の連鎖解消」に向けた取組やSDGsの動きについても近藤 やよい足立区長からお伝えしました。講演後は、受講生と活発な意見交換が行われ、あっという間の90分間でした。
▲近藤 やよい足立区長 講演の様子
アヤセ未来会議は、「綾瀬をもっと愛される地域に」をコンセプトに、みんなで"やってみたい"アイデアを自由に出し合う場です。
詳細については、アヤセ未来会議のページもしくは特設サイト(外部サイトへリンク)をご覧ください。
高架下No Border LABは、20年近く空き店舗だった綾瀬駅西口高架下の店舗を区が借り受けて、綾瀬の新しい賑わい創出拠点として再生していく事業です。
このたび、令和5年10月29日、新施設「あやセンターぐるぐる」がオープンしました。
https://ayacenter-guruguru.com/(外部サイトへリンク)
あやセンターは「2024年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
持続可能なまちの実現に向けて、足立区とともに取り組む企業・団体をパートナーとして登録しています。
詳細については、あだちSDGsパートナーのページもしくは特設サイト(外部サイトへリンク)をご覧ください。
エレビスタ株式会社(https://erevista.co.jp/)が運営するSDGsポータルサイト「スペースシップアース」に足立区のインタビューが掲載されました。
詳細については、右記リンクをご覧ください。https://spaceshipearth.jp/adachiku/
出版社ワニブックスが運営するWEBマガジン「NewsCrunch」に足立区のインタビューが掲載されました。
詳細については、右記リンクをご覧ください。https://wanibooks-newscrunch.com/articles/-/4926
令和5年5月13日(土曜日)、武蔵野大学有明キャンパスで、SDGs未来都市推進担当課の職員3名が、区のSDGs未来都市の取組みや綾瀬におけるモデル事業について講義しました。同大学の非常勤講師で、足立区職員向けSDGs研修の講師もお願いしている高木 超先生からのお声がけで実現しました。
詳細については、特設サイト(外部サイトへリンク)をご覧ください。
足立区SDGsロゴを作成した綾瀬在住のデザイナー・下出 誠さんによるYouTube番組「A @ A(エーアットエー)」が始まりました。足立区やSDGsについて自由に語り合う番組で、SDGs未来都市推進担当課職員もレギュラー出演します。
詳細については、特設サイト(外部サイトへリンク)をご覧ください。
令和6年5月31日(金曜日)、「日本におけるSDGsの達成に向けた自治体の取組全般」の行政視察で日本を訪れた大韓民国 持続可能発展地方政府協議会へ、あやセンター ぐるぐるにて足立区の取組を説明しました。
まずSDGs未来都市推進担当課から、SDGs未来都市や自治体SDGsモデル事業の説明を通して、足立区としての取組テーマに「貧困の連鎖解消」を掲げていることを紹介。
続いて子どもの貧困対策・若年者支援課から、子ども食堂をはじめとした足立区の取組を説明しました。
SDGs未来都市の推進に対して、以下のとおりご寄附をいただきました。貴重なご寄附をありがとうございました。
日付 | お名前 | 寄附金額 | 備考 |
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令和4年11月21日 |
ヤオキン商事株式会社 様 株式会社筑波銀行 綾瀬支店 様 |
非公表 |
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