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公開日:2022年10月19日 更新日:2024年7月26日
路線バスは重要な交通手段の一つです。
足立区では民間のバス6事業者と都営バスが多数の路線を運行しており、足立区民の生活の足となっています。
しかし、全国的にバス運転士の「なりて不足」や「高齢化」といった課題を抱えており、区内のバス事業者も例外ではありません。令和6年3月には運転士不足等の理由によりはるかぜ2路線が運行終了となりました。
はるかぜ廃止路線の詳細はこちら
路線バスを営業運転するために必要な大型二種免許保有者の数は年々減少しています。令和5年の保有者数は令和元年比で約10%減少しています。
※警察庁 運転免許統計(令和5年版)より
令和5年9月に足立区内のバス事業者に調査をおこなったところ、直近一年間において、退職者数が新規採用者数を100人以上上回っており、バス運転士不足が大きな問題となっています。
※令和5年9月に実施した区内バス事業者へのアンケート調査結果より
足立区内を運行するバス運転士の年齢層は50歳以上が6割、一方で39歳以下はわずか1割となっています。
※令和5年9月に実施した区内バス事業者へのアンケート調査結果より
2019年4月から「働き方改革関連法」が施行され、全国で労働環境改善に向けた取組みが行われている中、自動車運転の職務においては特殊な職務内容によりその適用が猶予されていました。しかし令和6年4月より「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(改善基準告示)が改正され、運転業務に携わる人々にも適用されるようになりました。拘束時間や休息時間、運転時間などに上限を設け、より働きやすい労働環境を整える狙いがあります。
労働基準法(令和元年改正)の詳細はこちら(外部サイトへリンク)
改善基準告示の詳細はこちら(外部サイトへリンク)
区内のバス路線を運行する民間バス事業者では、バス運転士を積極的に募集中!
近年では運転士確保のため、未経験者養成制度や大型二種免許取得支援制度など充実した就労環境を整える取組みが行われています。
足立区になくてはならない路線バス、運転士になって支えてみませんか。
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東京のバス運転士 一般社団法人東京バス協会(外部サイトへリンク)
バスは地域の皆様の生活をつなぎ続けます 公益社団法人日本バス協会(外部サイトへリンク)
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