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公開日:2022年11月2日 更新日:2022年12月2日

【特定外来生物】ナガエツルノゲイトウが足立区で発見されました

非常に繁殖力が高いため、特定外来生物(※)に指定されている「ナガエツルノゲイトウ」という植物が令和4年9月に荒川河川敷(千住新橋緑地付近)で発見されました。発見された「ナガエツルノゲイトウ」は既に法律に基づいた方法で駆除済みです。

※ 特定外来生物・・・生態系などへ深刻な影響をおよぼすため、生きたままの持ち運びや、飼育などが法律で禁止されている外来生物

ナガエツルノゲイトウの茎

↑ナガエツルノゲイトウの茎

ナガエツルノゲイトウの群生

↑ナガエツルノゲイトウが群生している様子

※写真は「ナガエツルノゲイトウ駆除マニュアル」(農林水産省、環境省、農業・食品産業技術総合研究機構)より

ナガエツルノゲイトウの特徴

・ 南米原産の多年草の水草

・ 主に河川や池で大群落となり、水面をマット状に覆う

・ 生態系や農業に悪影響を及ぼす恐れがあり、「特定外来生物」に指定

・ 平成元年(1989年)に兵庫県で国内初の定着を確認。都内では令和4年(2022年)8月に江東区(荒川河口)で確認。

【再生力大】

  数センチの茎断片からも容易に発根

【拡散力大】

  茎は千切れやすく、水に浮きやすい

【侵略性大】

  乾燥にも強く畑地などにも侵入

【参考】

ナガエツルノゲイトウ(外部サイトへリンク) (国立環境研究所ホームページ)

ナガエツルノゲイトウ駆除マニュアル(PDF:2,505KB)(農林水産省、環境省、農業・食品産業技術総合研究機構)

駆除のポイント

生きたままの運搬や栽培は法律により禁止されているため駆除には下記の通りの注意が必要です。

・ 重機、あるいは人力(スコップ・シャベル)により根から丁寧に刈り取り・抜き取る。

・ 刈り取った場所で数日間天日にさらして乾燥させ、枯死させる

・ 飛散防止のため、ビニール袋などで厳重に密閉して、適切に処分する。

※ 区内で見つけた際は自分でむやみに刈り取ったりせず、環境政策課環境事業係(03-3880-5860)までご連絡ください。

 

 

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環境部環境政策課環境事業係

電話番号:03-3880-5860

ファクス:03-3880-5604

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