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公開日:2018年3月5日 更新日:2022年6月15日

電力会社を選ぶときは

平成28年4月1日から、電気の小売業の参入が全面自由化され、電力会社(電気事業者)を選べるようになりました。さまざまなサービスの提供やおトクなプランも出ています。しかし、電力会社は価格だけではなく、環境のことも考えて選んでみませんか。

CO2排出係数を確認してみましょう

各電力会社は、二酸化炭素(CO2)排出係数を公表しています。これは、電気1kWhあたり、どれだけCO2を排出しているかを示す数値で、排出係数が小さいほどCO2排出量が少ないことになります。発電手法による違いで排出係数は変わります。「CO2排出量÷販売電力量」で計算し、単位は「kg-CO2/kWh」で表します。

各電力会社の排出係数は、以下のリンクから確認できます。

CO2排出量を計算してみましょう

電気のCO2排出量は、下の計算式に当てはめて求めることができます。

使用量(kWh)×排出係数(kg-CO2/kWh)

たとえば、毎月300kWhの電気を使う世帯があったとします。

排出係数が0.5kg-CO2/kWhのA電力会社と、排出係数が0.2kg-CO2/kWhのB電力会社の電気を使うとどのくらいCO2を排出するでしょうか。

  • A電力会社の電気を使った場合のCO2排出量は、150kg/月
  • B電力会社の電気を使った場合のCO2排出量は、60kg/月

なんと、年間にすると、1080kgの差が生じます。

CO2削減のために

排出係数の小さな電力会社は、太陽光や風力・地熱・水力などの再生可能エネルギーの発電割合が多いと考えられます。このような電力会社を選ぶことで、間接的にCO2を削減することができます。ちょっと先の未来のために、環境のことも考えて電力会社を選んでみませんか。

関連情報

資源エネルギー庁 電力調査統計一覧(外部サイトへリンク)
※ 電源構成については、上記リンク先の「発電実績」をご覧ください。

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