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公開日:2020年1月6日 更新日:2025年2月3日
足立区では、『足立区生活環境の保全に関する条例』に基づき、近隣住民の生活環境に多大な影響を及ぼすような状態にある、いわゆる『ごみ屋敷』改善のための対策に取組んでいます。
【相談の例】
上記のような状況でお困りの場合は、ぜひ生活環境保全課までご相談ください。
また、自宅がごみや荷物で溢れてご自分でもお困りの方がいらっしゃいましたら、お一人で悩まず、ぜひ生活環境保全課にご相談ください。区職員が解決までサポートします。
窓口 | 足立区役所 環境部 生活環境保全課(南館11階) |
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電話 | 03-3880-5410(受付時間:8時30分~17時15分)※土日祝日を除く |
Web | 「足立区オンライン申請システム」(外部サイトへリンク) |
足立区のごみ屋敷対策の特色は、「要支援者への支援に重点を置き、各関係機関と連携し粘り強く取組むこと」にあります。
強制的にごみを片付けるだけではいずれ再発してしまうため、時間と労力はかかりますが要支援者の抱える問題を一つ一つ解決する、きめ細やかな対応は『足立区モデル』として全国的にも注目を集めています。
取り組み状況についての動画を作成しました。下記のリンクよりご覧ください。
【足立区のごみ屋敷対策】
対応状況の詳細は「ごみ屋敷等の対応状況について」(PDF:229KB)をご覧ください。
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取組 期間 |
平成24年4月から令和2年2月(約8年間) |
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概要 | 敷地の屋外に設置されているコンテナ上部に大量のごみが積み上げられ樹木も公道に越境していた。経済的な問題により所有者は片付けられないでいた。 |
解決 経過 |
区は、令和元年12月に生活環境保全審議会に諮問し、ごみの撤去・処分費用を支援することとした。樹木の伐採は地域ボランティアに協力いただき解決した。 その後、定期的に巡回しているが、対象地は所有者により適正管理され、良好な状態が維持されている。 |
取組 期間 |
令和3年5月から令和3年6月 |
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概要 |
保健センターより相談が持ち込まれたケース。体調を崩し入院中の方の自宅がごみ屋敷状態。本人も片付ける手立てがなくこれまで放置されていたが、退院のために片付けが必要となった。 |
解決 経過 |
本人の片付け希望があったため、区が片付け業者の手配と見積もりに協力。ごみの撤去作業が行われ解決した。 その後、本人は退院し福祉サービスを利用しながら自宅での生活を再開。保健センターが見守りを行っている。 |
1 調査、指導・勧告の実施
2 命令・公表・代執行の実施
3 生活環境保全審議会の設置
4 支援の実施
ごみ屋敷状態の改善のために「所有者等が改善に同意」し、「改善のための費用負担が困難」であり、「審議会が必要と認める」場合には、条例において下記2種の支援策の実施を定めています。
公益財団法人日本都市センター発行の書籍『自治体による「ごみ屋敷」対策「福祉と法務からのアプローチ」』に足立区のごみ屋敷対策が掲載されました。
本稿では条例制定から現在まで、足立区が取組んできた成果と課題について解決事例とともに記載されております。ぜひご参照ください。
下記リンクからご参照いただけます(第2部第6章「足立区の「ごみ屋敷」対策」)。
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