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公開日:2021年3月6日 更新日:2021年3月6日
【区長コメント】
令和元年11月に本区教育委員会事務局職員が収賄の容疑で逮捕され、その後、継続して内部調査を続けてきたところ、同一所属で新たに2件の不正行為が発覚いたしました。区民の皆様の信頼を、再度大きく損ねましたことを、区を代表して深くお詫び申し上げます。
再発防止に向けて、本年4月1日に区有施設の工事等に関わる組織体制を変更すると共に、工事契約に携わる職員の個別ヒアリングを早急に実施いたします。
令和3年3月6日
足立区長 近藤 やよい
令和元年11月22日に逮捕された学校運営部学校施設課の職員の収賄事件をきっかけに、区として内部調査を続けていたところ、同時期に学校施設課内で、新たに2件の不正行為があったことが判明しました。
(※)学校トイレの洋式化の短期化を円滑に進めるため、それまで設備業者にのみ発注していた同工事を、令和元年度は、建築事業者にも発注するように変更した。
1.令和3年4月の組織改正
学校施設課は、区長部局及び教育委員会組織の中でも区有施設(主に、区立小・中学校)の改築や大規模改修工事の発注件数が多く、また、日常的に行われる1件130万円未満の随意契約の工事件数も非常に多い。加えて、学校の休業期間に合わせて集中的に工事を行うという特性があり、かつその時期には業務多忙で、複数職員ではなく単独で事業者と現場で業務を進めることも少なくない。
そこで、以下の理由により組織体制を抜本的に見直し、令和3年4月に学校施設課所管事務を教育委員会から区長部局に移管して、施設営繕部を新設する。
2.職員の個別ヒアリング
一昨年の収賄事件及び今回の懲戒処分事案の重大性を改めて伝えるとともに、工事契約に伴う業務遂行の中で、自身又は自身の周辺で同様の事案につながる可能性のあった行為又は経験等がないか、工事契約に関わる技術職員を対象に個別に聞き取りを行う。
3.コンプライアンス意識の再徹底
4.第三者委員会への諮問
弁護士、学識者で構成する第三者委員会(足立区公契約等審議会)に、事故の原因、問題点についての検証、及び予定価格公表のあり方、工事の発注方法等、公正な入札制度に向けての提言を諮問する。
※懲戒処分の概要については、下記関連リンクをご覧ください。
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