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公開日:2018年8月25日 更新日:2018年8月25日
東武鉄道の臨時運行「芭蕉の湯」号
大師前駅に男湯女湯の暖簾と番台
普段は乗れない特別列車が運行
平成30年8月25日12時11分発、東武線亀戸駅から東武線大師前駅に向けて特別運行列車「芭蕉の湯」号が発車した。通常この区間は、乗客を乗せて走ることがない区間だが、今回特別に東武鉄道(株)の協力のもと乗客を乗せての運行となった。乗客は、あだち銭湯スタンプラリーで応募し当選した方。通常は乗ることができない電車のため、電車好きのみならず多くの方で非常に賑わっていた。
車内では東武鉄道の職員が「お客様を乗せた電車で、北千住駅に止まらない電車はありません。北千住駅を通過する唯一の電車がこの特別便です」や「現在走っている線路は通常とは逆送になります」などの説明で車内を盛り上げていた。
参加者に話を聞くと、「足立区内に住んでいてポスターを見てこの企画を知った。普段は回送でしか走らない区間の電車に乗れてとてもうれしい。電車好きとしてはたまらない。」また、小さな男の子は、「いつもと違う電車で楽しい」と話してくれた。
◆大師前駅に銭湯が再現され番台が設置
「芭蕉の湯」号が西新井駅に到着すると、ここからは一般のお客様も乗車し、通常の大師線としての運行となった。大師前駅に到着し、ホームから1階に降りると、男湯女湯の暖簾が乗客をお出迎えした。
足立区内の銭湯無料入浴証や西新井大師商栄会で使える商品券などが配られ、西新井大師内にある芭蕉の石碑の紹介などが行われ、ツアーは参加者の笑顔があふれるなか終了した。
東武鉄道の電車、芭蕉、西新井大師、銭湯と一日足立区の魅力を満喫できるツアーであった。
◆「芭蕉の湯」号の特別運行は、来週で最後
今回運行された特別運行は、来週の9月1日(土曜日)2日(日曜日)に一度ずつ運行され終了となる。乗車できる方は抽選で既に決まっており、非常に貴重な体験ができる。
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