ここから本文です。
公開日:2016年7月4日 更新日:2016年7月4日
当日の会議の様子
恒例のポーズでさらなる連携を誓います
7月4日(月曜日)、区内六大学と足立区長が意見交換を行う「六大学学長会議」が、東京未来大学(千住曙町34-12)で行われた。
「学長会議」は、区長と区内大学の学長が一堂に会して意見を交換することにより、相互の認識を深め、一層の連携を図る目的で平成21年度から毎年1回開催され、今回が8回目の開催。26年度までは、放送大学、東京藝術大学、東京未来大学、帝京科学大学、東京電機大学の五大学との会議であったが、27年度からは花畑地域に進出が決まっている文教大学が新たに加わり、「六大学学長会議」となった。
会議では、まず近藤区長が、「8年間それぞれの大学の強みを活用して大学連携事業が進んできている。大学が区内にあるからこそ、足立区には『大学生になりたい』『もっと専門的な知識や、もっと専門的な資格を取りたい』というふうに夢や希望を持って、それを必死に実現しようとがんばっている子どもたちがたくさんいる。」と述べ、「さらにこうした連携を深めることによって、一人でも多くの子供たちが大学を身近に感じて、『将来大学生になりたい』という目標を持ってそれを実現できるよう、区としても最大限にバックアップしていきたい」と、今後のさらなる連携に期待を寄せた。
その後、各大学から今回のテーマ「地域における大学の活躍」に沿って発表があった。それぞれの大学の特色を活かした地域との連携について、学生が地域で活躍する人を紹介する動画サイト「足立人図鑑」(学生版)の事例や、足立区千住地域を中心に区民とアーティストが一緒になって展開する多様なアートプログラム「音まち千住の縁」の事例などが紹介された。
最後に行われたディスカッションでは、地域と連携を進めていくうえでは、大学の中だけではなく、地域や行政とつながり、そのつながりの中で学生を育てていくというコミュニケーションが重要であることについて、熱い議論が交わされた。このほか、生涯学習のきっかけづくり、2020年のオリンピックに向けた連携など、様々な意見交換も行われた。
こちらの記事も読まれています
お問い合わせ
このページに知りたい情報がない場合は