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公開日:2025年11月7日 更新日:2025年11月7日
職場で働くことを体験し、進路選択の視野を拡大するとともに自身の将来を前向きに考えてもらうため、区では高校生のインターンシップを受け入れています。今年は足立西高校の1年生9人が、報道広報課、生涯学習支援室、産業経済部、環境部、選挙管理委員会事務局に分かれて区役所業務を体験しました。報道広報課の業務を体験した田中翔さん、溝井菫花さんは、産業経済部でのインターンシップの様子を取材。写真の撮影から、原稿の作成まで行いました。
以下が田中さん、溝井さんの取材記事です。


産業経済部での業務で、SNSを上げるためにインタ―シップ生の松本さんと間宮さんが足立市場を訪れました。その中で足立市場の方々に市場の中にある物品や仕事の話を聞きました。あわせて、魚の保存に使われる冷凍倉庫の中に入ることやターレという魚を運ぶ車の運転席に乗ること、売買に使われる帳箱に入ることなど多くの貴重な体験をしました。

冷凍倉庫体験ではマイナス30℃とマイナス50℃の倉庫に入りました。防寒着を着た上でもとても寒く、長時間、倉庫に入る業者の方々の凄さを実感できました。帳箱体験では、帳箱の値段が100万円だと聞いて想像よりも高くてびっくりしました。ターレも近くで見ると大きかったです。また力を使う仕事が多くとても大変で、自分にはできない仕事だと感じて業者の方々を尊敬します。

初めて取材をしてみて、質問の内容やその答えに対する質問を考えるのが難しかったです。メモを取りながら考えるので頭がこんがらがってしまって分からなくなってしまうからです。ですが取材先について普通の人が分からないようなことを学ぶことができました。また区役所の仕事は、パソコンなどの事務仕事のイメージを持っていたけど、外にでて取材をしてSNSに上げることや、いろんな仕事をする場所だと知ることができてよかったです。

この三日間のインターシップを通して、取材や取材の内容を記事にまとめる難しさを知ることができました。そのため今まで何気なく見ていたものが、どれほど分かりやすいように工夫されているか、改めて実感することができました。これと同時に今までは職場というものは笑顔がなく黙々と仕事をする場所だと思っていましたが、笑顔があり、明るい雰囲気の職場があるのだなと知ることができました。こんな職場で働けるように努力したいと思えるようになりました。
足立区役所でのインターンシップを通して、いろいろなことを学ぶことができました。
私は報道広報課での仕事を体験させていただきました。報道広報課では、インタビューをする、記事のプレゼンテーションで意見を言い合う、区長との意見交換会など自分の力だけでは絶対に経験できないことを体験させていただけて、とても良い思い出になり、良い学びになりました。区役所全体の雰囲気が明るくて優しく接してくれてだんだんと緊張もほぐれ、楽しみながらいろいろ学ばせていただきました。
今回のインターンシップで学べたことを、今後の学校生活や将来に生かしたいです。
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