公開日：2022年2月4日　更新日：2022年2月4日

【第581報】区内の障害者支援施設における新型コロナウイルス感染症による集団感染の発生について（詳細）

足立区内の障害者支援施設（施設入所支援・生活介護）において、41名の感染者が発生しましたので、集団感染（クラスター）として公表します。

なお、障害者支援施設（施設入所支援・生活介護）とは、自宅での生活が困難な重度の障がい者が生活をする施設で、東京都が指定権限を持っていますが、区内の障がい者が利用する施設であることから、援護の実施者として区が公表するものです。

※足立区では、区有施設、教育、保育、福祉施設等において、同一（またはそれに準じる）施設で5名以上の感染者が短期間に発生した場合には、原則、集団感染（クラスター）として公表します。

自らに非がなく感染した感染者の人権尊重と個人情報の保護に、最大限のご理解とご配慮をいただくことを、お願い申し上げます。

１　施設の概要

（1）施設名および所在地
社会福祉法人あだちの里  希望の苑（竹の塚七丁目19番9号）

（2）施設類型
障害者支援施設（施設入所支援・生活介護）（2階から3階）
※通所の生活介護・就労継続支援B型（1階）、地域活動支援センター（4階）、短期入所（2階から3階）が併設

（3）利用者数等
施設入所支援：入所者55名／定員60名
従事職員数：66名

２　感染者の概要　※2月3日（木曜日） 午後5時現在

職員：16名
利用者：25名

※区内の新規感染者が多数発生しているため、令和4年1月27日以降、当面の間、感染者の概要は、区分（職員、児童・園児など）と人数に要約して公表します。
※区内の感染状況等によっては、確認や公表が遅延またはできない場合があります。

３　区の対応・現在の状況

• 最初の陽性者が確認された1月29日（土曜日）以降、足立保健所が積極的疫学調査を継続して実施している。
• 詳しい感染経路については、足立保健所と当該施設で連携し、現在調査中。
• 引き続き当該施設との連絡を密にしながら、状況を確認していく。

４　当該施設の対応・現在の状況

• 2月1日(火曜日)に全利用者及び全職員等のPCR検査を実施した。
• 通所部門は1月31日（月曜日）より休所し、再開時期は今後の感染者の状況を見ながら判断する。
• 引き続き、施設の利用者および職員の日々の健康観察を行っていく。