ホーム > 区政情報 > 広報・報道 > ニュースリリース > 2025年 > 2025年3月のニュースリリース > 令和7年3月26日(水曜日)、デフバスケットボール日本代表の若松優津(わかまつ ゆず)選手が足立区長を表敬訪問しました
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公開日:2025年3月27日 更新日:2025年3月27日
近藤区長(左)と若松選手(右)
11月に東京で開催されるデフリンピックに向けて意気込みを語る若松選手
令和7年3月26日(水曜日)、区内在住でデフバスケットボール女子日本代表でキャプテンを務める若松優津(わかまつ ゆず)選手が、近藤やよい足立区長を表敬訪問した。
女子日本代表は、令和6年9月21日から29日まで、オーストラリアのメルボルンで行われた「アジア太平洋デフバスケットボール選手権」で優勝。また、若松選手は個人でもMVPを獲得するなど、初めての国際大会出場で快挙を達成した。
面会冒頭、近藤区長からポジションについて尋ねられると、ポイントガード(試合の流れをコントロールする司令塔)と答え、人気バスケットボール漫画の登場人物などの例を交えて試合中の役割を説明した。また、若松選手は健常者チームにも所属しており、デフ日本代表チームで工夫していることとして、手話やアイコンタクト、サインプレーでのコミュニケーションが欠かせないと話した。
また、「高校生までは聞こえにくさでプレーに困ることはあまりなかったが、大学時代、難聴が進んでいることがわかり、初めてデフバスケットの存在を知った。周囲の協力で続けてこれている」という。
今年11月に東京で開催されるデフリンピックに向けて、若松選手は「海外の選手は体が大きい選手が多いが、当たり負けしないように練習をしていく。ここで終わるのではなく、デフリンピック本番こそメダルを目指し、応援を力に変えて頑張りたい」と意気込みを語った。
近藤区長からは、「若松さんの頑張りは、努力が報われるということを体現している。当日は、ぜひ区民の皆さんと一緒に応援したい」とデフリンピックでの活躍に期待を寄せた。
※ 若松選手は、足立区立第九中学校卒業。小学校1年生からバスケットを始め、江戸川大学在学中にデフバスケットボールの存在を知り、令和4年11月の日本代表合宿に召集された時から本格的にデフバスケットボールを始めた。その後、日本代表として選出され、今回の大会ではキャプテンを務めた。現在、健常者チームとデフ日本代表チームのそれぞれに所属している。
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