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公開日:2024年8月9日 更新日:2024年8月9日
不気味な空間が恐怖を掻き立てます
映像や音響効果により足が止まる参加者
令和6年8月7日(水曜日)、8日(木曜日)、足立区千住にある東京藝術大学千住キャンパスで「せんじゅげいだい おばけキャンパス」が開催された。
これは、キャンパスをお化け屋敷に見立て、地域の小学生に開放するイベント。東京藝術大学、NPO法人音まち計画、足立区が連携し、アートを通じて新たなコミュニケーション(縁)を生み出すことを目指す市民参加型のプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」の事業として実施された。
日ごろ、音響心理や録音技法、アートマネジメント、舞台芸術など、音楽・音響を取りまく様々な分野の制作や研究を行っている学生が、リミナルスペース(簡素で不気味な空間)をコンセプトとした様々な作品(パフォーマンス)を通して、子どもたちを怖がらせた。
母親と妹(1年生)と一緒に参加した女の子(4年生)は、「廊下や教室が不気味だったし、色々なところから音が聞こえて、とても怖かった」と声を震わせて話してくれた。
東京藝術大学 大学院国際芸術創造研究科の長島 確(ながしま かく)准教授は、「地域の子どもたちに藝大や芸術を身近に感じてもらいたいと企画した。また、学生それぞれが専門を生かし、一つのイベントを演出・制作する機会にもなった。今後は夏の恒例イベントとして、地域に根付くことを目指したい」と話した。
「せんじゅげいだい おばけキャンパス」には、2日間で合計61組186名の小学生等が参加。初めて千住キャンパスを訪れた子どもがほとんどで、夏休みの思い出づくりに一役買った。
※ 東京藝術大学千住キャンパスは、2006年、旧千寿小学校を改築して誕生。音楽学部音楽環境創造科・大学院音楽研究科音楽文化学専攻音楽音響創造研究領域をはじめ、大学院国際芸術創造研究科、アートリエゾンセンターなどが入る。
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