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公開日:2023年7月11日 更新日:2023年7月11日

7月10日(月曜日)、SDGs新規事業間引き野菜を給食に活用するための関係者会議を開催

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会議の様子

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大きさや形などが規格外の野菜

 7月10日(月曜日)、区立綾瀬小学校において、宇佐美一彦(うさみ かずひこ)農業委員、JA東京スマイル職員などの農業関係者と区立綾瀬小学校校長、同学校栄養士などの学校関係者が集まり、「間引き野菜」の給食活用についての会議が開催された。
 足立区内で行われている都市農業では、小さな土地で品質の良い野菜を生産するために「間引き」を行っている。「間引き」とは、種を蒔き、育ちの良いものに栄養を集中させるため、例えば3個の種のうち2個の種から発芽したものを引き抜いてしまうこと。間引き野菜は食べることができるので直売所で販売はしているものの、とれる量が少ないため中々買い手がなく、結局廃棄されてしまうことが多い。宇佐美農業委員は、会議の挨拶で「間引き野菜は食べることができるので、廃棄は食品ロスに繋がる。なんとか活用できないかと考え、SDGsとして学べるよう学校給食での活用に至った。」と話した。
 会議の中では、調理しやすい「間引き大根」を10月25日の給食に提供開始することを確認し、給食メニューとしては、間引いた大根の葉を活用した「ふりかけ」を検討。すでに小松菜を使った「ふりかけ」は給食として出されており、子どもたちから好評を得ている。今回は小松菜に代え、大根の葉を使用した「ふりかけ」となる予定。提供される「間引き大根」には、細い根の部分もあり、辛味が少ないため大根おろしとしての活用できるなど色々な意見もあった。
 また、綾瀬小学校校長は、「間引き野菜の給食提供に合わせ、食品ロスやSDGsについて学べるよう授業で取り入れたい」と語り、間引き野菜をもっと知ってもらうため、子どもたちにネーミングをしてもらうのも良いのではないかと提案した。
 今後、間引き野菜だけではなく育ちすぎた野菜や形の良くない野菜などの規格外野菜の活用についても同様なスキームを考えている。

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