公開日：2023年6月30日　更新日：2023年6月30日

令和5年6月29日（木曜日）、区立六木小学校の4年生が「垳川の水質調査」を実施しました

◆ 水質調査を通じてＳＤＧｓを学ぶ
　6月29日（木曜日）、区立六木小学校の4年生が六木水の森公園（虹の広場）で「垳川の水質調査」を行った。本年度“水”をテーマにした環境学習に取り組む同校の依頼を受けた区生活環境保全課職員が講師となり、「川の水を汚す原因が家庭（日常生活）にあることを知る」出前授業が実施された。
　授業は最初に職員が水質浄化の仕組みを説明。その後、児童たちは、採水した川の水の色や臭い、透視度、溶存酸素、COD（川の水の汚れの目安）の調査を行った。COD調査では、垳川の水の汚れと、水道水に醬油を一滴垂らした水の汚れを比較。少し濁っており、また、下水臭がする川の水よりも、醬油を一滴垂らした水道水のCOD数値が悪かった結果について、職員から「家庭からの排水が一番川を汚している」との説明があると、児童たちはとても驚いていた様子を見せた。さらに「川の水を汚さないために何ができるか」と質問を受けた児童たちは「ごみを減らす」「節水する」と、日頃から取り組むことができる対策について意見を出し合った。
　授業の最後には、児童から「なぜ川の水をきれいにする必要があるのか」「垳川にはどんな生き物が生息しているのか」等の質問があった。
　今後、児童たちは下水道処理施設の見学を実施し“汚れた水の”行方を考えていくとのこと。

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