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公開日:2022年6月25日 更新日:2022年6月25日

令和4年6月25日(土曜日)、足立区と(独)日本芸術文化振興会との連携協力協定に関する締結式が開催されました

記念撮影:河村理事長、桐竹勘十郎さん、近藤足立区長

左から河村理事長、桐竹勘十郎さん、近藤足立区長

画像:今後、シアター1010で文楽公演を予定

◆ 伝統芸能「文楽」がシアター1010にやってくる
 伝統芸能の拠点である国立劇場は、開場から55年以上が経過し、施設の老朽化が著しいため、令和5年11月から令和11年秋ごろまで建て替え工事を行う。(独)日本芸術文化振興会(以下、「芸文振」)は、その建て替え期間中「文楽」の主催公演が開催できる場所を探していたところ、令和4年1月に芸文振から区へ、シアター1010での開催について打診があった。区は令和2年3月に足立区文化芸術推進計画を策定し、「文化芸術の魅力や楽しさに気づく」機会の創出を目指してきた。しかし、コロナ禍の影響により、文化芸術に触れる機会が減少。区が実施した文化・読書・スポーツ分野推進計画のアンケート調査結果でも、「過去一年間に文化芸術鑑賞をした区民の割合」が平成30年では54.5%であったが、令和3年には30.3%と、24.2%も減少していることがわかった。区としても、身近な場所で区民が一流の伝統芸能に触れることができる機会を提供できることから、本協定への締結に至った。

◆ 締結式の様子
 6月25日(土曜日)、午前11時から連携協力協定に関する締結式が開催され、近藤やよい足立区長、芸文振の河村潤子理事長、桐竹勘十郎文楽技芸員が出席。
 協定の締結にあたり近藤足立区長は「本日の連携協力協定は足立区にとってとても名誉なことである。北千住駅に近いシアター1010での文楽の開催は、今まで観たことがないという大勢の方々に実際の舞台に触れていただく機会となる。これからの足立区の文化・芸術振興にとっても、非常に快いことである。公演は来年以降になるが、区でも全力をあげて様々なツールを使って、区民や地域の方々に文楽をPRをしていく」と挨拶。続いて河村理事長からは「令和5年12月の文楽公演は、国立劇場閉場後、初の長期公演である。縁があり、足立区で公演を行わせていただくが、区民の方々への鑑賞・体験機会の充実を図り、また、伝統芸能のおもしろさに触れて、親しみをもってもらえるよう工夫をしていく」との挨拶があった。
 挨拶後、協定書への署名が行われた。協定書の主な内容は、1.区と芸文振の相互の継続的な協力関係を構築すること、2.シアター1010を優先的に利用して文楽公演を開催し、区は広報活動に協力すること、3.区と芸文振が連携協力し、区民還元事業等を実施するというもの。
 式の最後には、令和3年7月に重要無形文化財の保持者となり、名実ともに文楽人形遣いの第一人者となった桐竹勘十郎さんが登場。「建て替え期間中、どこで芝居をするのかというのが一番の心配事であったが、本日の協定締結を間近で見ることができほっとしている。足立区の皆様が今まで以上に伝統芸能に触れる機会が増えることを非常に楽しみにしている」と挨拶。その後、実際の公演でも使用される人形を使い解説が行われた。
 今後、令和5年12月、令和6年5月、令和7年5月にシアター1010で文楽公演が予定され、区としては、公演のPR活動を行うとともに、普及振興に取り組んでいく。

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