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公開日:2022年3月14日 更新日:2022年3月14日

令和4年3月8日(火曜日)、区立千寿桜小学校で「交流教室 パラリンピアンがやってきた!」が開催されました

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手をたたいたり、声を出してクラスメイトに合図

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初めて見るパラリンピックメダルに興味津々

 令和4年3月8日(火曜日)、NHK及びNHK厚生文化事業団、東京都障害者スポーツ協会主催の「交流教室 パラリンピアンがやってきた!」が区立千寿桜小学校で開催された。パラリンピアンでブラインドサッカーチーム「乃木坂ナイツ」に所属する葭原滋男(よしはらしげお)選手、同チームメートの北郷宗志(ほんごうむねゆき)選手、田中茂樹選手の3名が、子どもたちにブラインドサッカーの魅力を伝えるため小学校を訪問。4年生2クラスの78名が参加し、パラスポーツを体感した。なお、新型コロナウイルス感染症対策として、「今日は手を使いません」と事前に案内をした上で、参加児童はボールは手で触れず、足のみで扱った。
 交流教室は葭原選手による講演からスタート。葭原選手が障害者認定を受け、陸上競技や自転車競技でパラリンピックに出場するまでのこれまでの経験等が語られた。また、過去4度出場したパラリンピックの映像が上映され、金メダルを獲得した自転車レースでは、視力を失いながらもレースに勝利したシーンを目の当たりにした児童から「おー凄い」といった歓声や拍手が沸き起こった。葭原選手は児童に「どんどんチャレンジして欲しい」「失敗してもなぜ失敗したかを考えることが大切」と、自身の経験をもとにした熱いメッセージが児童たちに送られると、一様に真剣に耳を傾けていた。
 続いて、アイマスクをつけ、目隠しされた状態で7メートル先まで歩く練習が行われた。友達の声を頼りに、恐る恐る進んでいく児童たちは、日常とは違う見えない恐怖を体験した。さらに、アイマスクをつけてボールの音と声のコミュニケーションで行なうブラインドサッカーでは、ドリブルやシュート練習を行い、最後には各班に分かれてのゴール数を競うゲームが行われた。
 交流教室を終え、代表児童から「目の不自由な方がブラインドサッカーをするのは凄かった」「これからも諦めずにがんりたい」等、葭原選手らにお礼の挨拶が贈られた。
 体育館入り口には、葭原選手が獲得した4つのパラリンピックのメダルが展示され、教室へ戻る児童たちは帰り際に、メダルには直接触れることは出来なかったが、葭原選手がこれまで成し遂げたてきた偉業を目に焼き付けていた。

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