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公開日:2025年6月16日 更新日:2025年6月16日

令和7年6月14日(土曜日)、京成本線荒川橋梁部水防訓練を実施しました

写真1

訓練で止水板を設置する様子

写真2

12枚の止水板を使い、設置完了

6月14日(土曜日)未明、京成本線荒川橋梁部において、線路上に止水板を設置する水防訓練が実施された。訓練は、令和4年度から実施しており、今回が4回目。これまで水防活動の省力化や迅速化を図るため、線路内の平坦化や新止水板を導入するなどの改良を重ねてきた。
京成本線荒川橋梁部付近の堤防は、周辺の堤防に比べて約3.7m低い状態にあり、大雨時に越水する恐れがあるなど、治水対策上大きな課題となっている。訓練は、越水を回避するため、実際に水防活動に従事する職員の災害対応力の向上を図り、住民を水害から守ることを目的としている。
最終電車が京成本線荒川橋梁部を通過後、京成電鉄により安全確認がされると訓練着手許可が下り開始。足立区長への訓練開始の報告後、区職員20名が4班体制に分かれ、線路上に12枚の止水板を設置。訓練開始から約26分で全ての設置が終わると、隊長から足立区長に止水板設置完了の報告がされ訓練が終了した。
また、今回訓練ではドローンやウェアラブルカメラで訓練状況を撮影した映像を会場脇に設置したモニターに配信し、来場した関係者等に立体的に訓練の状況を見ることができるようにした。
令和元年東日本台風(台風第19号)では、葛飾区側でピーク時の水位が橋梁の桁下約1.2メートルまで上昇し越水の可能性が高くなった。現在、国土交通省により京成本線荒川橋梁の架替工事が進められているが、完成は令和19年度。荒川が氾濫した場合、浸水深は最大5メートル以上、浸水継続時間も2週間以上と甚大な被害が予想されるため、引き続き止水板による越水防止策が必要であり、区では訓練を継続していく。

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