ホーム > 区立花畑第一小学校にて、区内唯一の米農家である小宮英之さんによる田植え体験授業
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公開日:2025年5月16日 更新日:2025年5月16日
米農家である小宮さんの説明を熱心に聞いています
泥にまみれて初めての田植え体験
令和7年5月16日(金曜日)、区立花畑第一小学校にて、5年生の田植え体験授業が行われた。同校には、区内でも珍しく校内に田んぼがあり、以前から先生指導による子どもたちの稲作体験が行われていた。今年は、「稲作体験を通して、子どもたちに“食への感謝と地域や社会とのつながりの大切さ”を感じてほしい」いう5年生担任の熱い思いから、区内唯一の米農家である小宮英之さんをお招きし、専門的な助言をいただきながら学習を進めることとなった。
当日は、5年生が2から4時間目に1クラスずつ(約20名、3クラス)田植えを体験した。
まず、小宮さんによる稲に関する説明があった。茶碗の中に苗を3本入れ、「苗3本が順調に成長し全て収穫できたら茶碗1杯分のご飯になる」ことを説明し、これから行う田植えの重要性を子どもたちに説明した。
次に、実際の田植えでは、1人あたり3束を植えた。校内での田植えということもあり、子どもたちはいつも通りの環境で終始元気に取り組み、裸足で田んぼに入った際は、ぎこちなく歩きながら、「気持ち良い」「気持ち悪い」「ヌメヌメしてる」と思い思いの言葉で感想を表現した。
最後は小宮さんから子どもたちに、「稲は、ただ種を撒くだけでは上手く育たないことが多いので人がサポートをしてあげることが大切」「人だけでなく、虫や水、風、光など色々なものが稲の生長には必要なので、これからは稲だけでなく、田んぼ全体を観察してほしい」と熱いメッセージが伝えられこの日の授業は終了した。
なお、今後は、夏にかけて稲の生長など田んぼの観察、秋には再び小宮さんによる稲刈りの授業が行われ、実際に自分たちで育てたお米を炊き、食べる予定。
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