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公開日:2015年10月14日 更新日:2015年10月14日

色彩豊かなカラー魚拓の作品展示が行われています

魚拓1

真鯛と海老を描いた作品

魚拓2

皆さん熱心にご覧になっていました

魚の上に紙を乗せて、絵の具をつけた布でたたいて作る、本物さながらの「カラー魚拓」の展示会が、13日(火曜日)から足立区役所1階アトリウム(中央本町1-17-1)で開催されている。
このカラー魚拓は稲田式色彩魚拓と呼ばれ、故 稲田 黄洋(いなだ こうよう)氏により、拓本の技法を基に日本画風に研究・開発されたもの。日本で最初の本格的な色彩魚拓法と言われている。一般的な魚拓は、墨を直接魚に塗って半紙などに写す方法で知られているが、カラー魚拓は、破れにくい画仙紙を魚の上に置き、タンポと呼ばれる綿をもみ(絹)でくるんだ物に絵の具をつけて、トントン叩きながら色をつけていく。絵の具は、水彩絵の具と比べて作品の色落ちや変色が少ない岩絵の具を使うとのこと。
この日(13日)、区役所1階区民ロビーに展示されていたカラー魚拓は約30点。鯛や海老、ナマズ、ヘラブナなどの魚拓がリアルな色で飾られており、訪れた人たちが熱心に作品を見つめていた。
荒川区からわざわざ足を運んだという押江マサヨさん(74歳)は、「昨年も見に来たが、魚拓の白黒というイメージからかけはなれた色鮮やかさにびっくりする。」と感心していた。鑑賞していた男性が「これ、筆で描いたんだよね?」と、受付の方に確認するほど、並んでいる作品の完成度は高い。
日本魚拓会副会長で足立区在住の堀家琴秋(ほりけ きんしゅう)さんは、「魚拓をもっと皆さんに知ってもらいたい」と話していた。15日(木曜日)からは、会場内で、紅葉に和紙を置いて着色を行う体験コーナーも設置される。初心者でも2、3分あればきれいなオリジナル作品ができ、毎年好評とのこと。
この展示会は、17日(土曜日)まで(最終日は正午終了)行われている。

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