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公開日:2015年8月3日 更新日:2015年8月3日
白熱した試合の様子
体験会の様子
7月31日(金曜日)から8月2日(日曜日)にかけ、足立区総合スポーツセンターで「2015ジャパンパラゴールボール競技大会」が開催された。
ゴールボールは、視覚障がい者のスポーツで、アイシェード(目隠し)をつけて鈴の入ったボールを相手ゴールに向かって転がしあい、得点を競う競技で、ジャパンパラ大会は、日本障がい者スポーツ協会が主催する国内最高峰の障がい者スポーツ大会だ。
今大会は、2012年ロンドンパラリンピックで金メダルを獲得した女子日本代表をはじめ、来年のリオデジャネイロパラリンピックの出場権を獲得しているロシア代表とトルコ代表の2カ国に、韓国代表を加えた計4カ国が出場し、強豪国同士の白熱した戦いが繰り広げられた。
開会式では、近藤区長が各国選手や関係者に向け、歓迎のメッセージを送ったほか、総合型地域クラブ「興本倶楽部」による、日本の伝統芸能「和太鼓」の演奏を皮切りに、3日間で7つのクラブが様々な歓迎セレモニーを行い、場内を盛り上げた。
足立区では、毎年2月を「障がい者スポーツ月間」と定め、障がいの有無に関わらず、誰もがスポーツやレクリエーションを楽しめる交流イベントを企画するなど、区民の障がい者スポーツへの理解を深め、普及する取り組みを行っており、大会開催期間中は、日本代表選手の実演によるゴールボールの体験会も行われた。
地元日本チームの結果は、リーグ戦が2勝3敗1分の3位、韓国との3位決定戦で0対1と惜敗し、残念ながらメダルには届かなかったが、国内最高峰の障がい者スポーツ大会が足立区で開催されたことは、足立区の障がい者スポーツ振興にとって、非常に意義深いものとなった。
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